【ツイステ】Assassin trip?! 5

EPISODE2 1　学食スクランブル！ ページ5

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「風の音が聞こえる」






突如、風が吹いている音が聞こえると共に


視界に映ったのは全体を見下ろせられる“大きな崖”に




雄・雌の大人の“ライオン”を合わせて2匹



その雄ライオンに付いて歩いている１匹の“猿”に



大空に翼を大きく広げて羽ばたいている“鳥”が現れた






そして、一匹の猿の腕の中には一匹の


ライオンの赤ちゃん“シンバ”が抱えられていた






その猿は、ライオン達より前に出て崖の先で


ライオンの赤ちゃんを天に捧げるように上に持ち上げると



その瞬間、一筋の太陽の黄金色の光が薄明光線のように


ライオンの赤ちゃんを照らしてキラキラと輝いていた





すると、崖の下に集まっていた大勢の動物達は


“シンバ誕生”に祝福し歓喜の声を響き渡った＿＿＿＿＿




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＿＿＿＿オンボロ寮 自分の部屋＿＿＿＿






貴女「……ぁ」





今の夢＿＿＿＿＿＿＿＿“ライオン・キング”の場面？





なんだか壮大な夢だったなぁ………





グリム「ふなぁ〜〜〜ん！！ゴロニャ〜〜ン！！
　 ニャビニャビ〜〜………」



貴女「ッ………今、の雄叫びは…一体？」




グリム「ンゴニャ〜……どうだぁ……
　 グリム様の力思い知ったかぁ………」




グリムの雄叫びに「ぱっちり」と目が覚めると

私はオンボロ寮の自分の部屋にあるベッドで寝ていて



隣には鼾をかき寝言を呟きながら眠るグリムの姿があった






でっかい寝言だなぁ………←






貴女「グリム、起きて……」



グリム「暴君リドルをこらしめてやったゾ〜
　 ……………ふがっ！？あれ？オンボロ寮？」




私は隣で眠るグリムの小さな身体を揺らすと


グリムは寝言を言いながら「ふがっ！？」と目を覚める




グリム「なんだぁ〜夢かぁ……リドルなんかメじゃない
　 最強魔法士になれたと思ったのに。ガッカリ。」



貴女「修行あるのみ………だね。」





肩を落としガッカリしているグリムに言った後




私は、この間起きたローズハート先輩が


オーバーブロットしてしまった件を思い出した






こないだは色々と大変だったな………







グリム「よしっ！じゃあ気を取り直して……
　今日も大魔法士になる為に学園へいこう！なんだゾ〜」



貴女「お〜……」

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