【ツイステ】Assassin trip?! 4

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リドル「ふぅ………こんなものかな。」


貴女「す、すごい……」



流石はハーツラビュル寮長であるローズハート先輩


凄い速さで全ての薔薇を色ムラ無く濃い赤で塗り変え

あっという間に、一瞬で終わらせてしまった



ダイヤモンド先輩が言うには

ローズハート先輩は実践魔法が得意らしい





そして、薔薇を赤く塗り終わった後に漸く

完璧な『なんでもない日』のパーティが始まり



エースはローズハート先輩に笑みを浮かべながら言う



エース「で、寮長の詫びタルトは結局どうなったの？」


リドル「ち、ちゃんと作ってきてるよ。
　 これ。この苺のタルトはボクが作った。」



ローズハート先輩はそう言いながら私達の前に

1つの大きな皿を差し出して、その皿を見てみると



そこには、真っ赤な苺がまるでルビーのように

赤くキラキラと輝いていた“苺のタルト”だった




貴女「これ……ナパージュ塗ってます？」



リドル「えっ？……よ、よくわかったね。」




ナパージュとは、タルトやケーキなどの表面に塗る

上掛け・艶出しに使われるジャム状……

または、液体のゼリーのことであり


そのナパージュで真っ赤な苺の艶を出していた




ほんと、キラキラしてて美味しそう…………




トレイ「うんうん。形は少し不恰好だけど
　 苺の艶を出すナパージュを塗るひと手間もかけてるし
　 初めてにしては上出来じゃないか。」



クローバー先輩はその苺のタルトをじっと見て

微笑みながらローズハート先輩を褒めていると


「はい、すかさず甘やかし入りました〜。」と

エースは「やれやれ」と言いたそうな表情を浮かべていた




エース「ほっといて実食といきますか。」


ケイト「あっ、レアなタルトの
　 写メ撮るから切るのちょっと待って！」




すると、エースがその苺のタルトを

人数分に包丁で切り分けようとした瞬間


ダイヤモンド先輩は瞬時に止めに入って

「カシャッ！」とスマホのシャッター音を鳴らし


写真を確認した後「はい、オッケー！」と言い



それを見たエースは「先輩もマジぶれないよね…。」と

苦笑しながら苺のタルトを切り分けていった




そして、苺のタルトが乗った皿が行き渡り

早速その綺麗な苺のタルトを試食する




エース「んじゃ、いただきまーす。」


貴女「いただきます。」




そして、同時に私達は苺のタルトを口に入れた

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