【ツイステ】Assassin trip?! 4

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そして、次は場面がパッと切り替わり


ボクはあれから自習時間だけ家から抜け出して

トレイとチェーニャの3人で薔薇の王国の街を歩いていた時



チェーニャ「えっ！？リドルって
　 イチゴのタルト食べたことにゃーの？」


リドル「うん。お母様が身体に毒だからだめだって。」




どうしてこんな話になったのか忘れてしまったけれど


この思い出だけ(・・)は、“忘れられない思い出”だ





トレイ「そりゃ食べ過ぎはよくないかもしれないけど……

　あのさ、俺んちケーキ屋なんだ。今から食べに来いよ」



リドル「えっ」



トレイの言葉を聞いて、目を見開き驚いて

歩いていた足を「ピタリッ」と止めてしまった



きっと、ボクが食べてみたいと言ってから

一度でも苺タルトを食べさせたかったのだろう



トレイの家は“ケーキ屋”をやっていて


地元でも評判は良く、味も最高に美味しいと言われている





そして、トレイはボクにそう提案をしてきて



一度、食べてみたかった真っ赤な苺のタルトが


今 食べれるかもしれないと思った瞬間＿＿＿＿＿





《「あんな砂糖の塊みたいなお菓子、毒みたいなものよ。
一切れで一日分の糖質の理想摂取量をオーバーするわ」》





お母様に言われた言葉がバッと脳裏に浮かんだ






リドル「……でも」



トレイ「一切れくらい、大丈夫だって」



チェーニャ「俺はホールごと食いたいくらいだにゃあ〜」





戸惑っていたボクにトレイの言葉を聞いて


何故だか段々と大丈夫なような気がしてきて





念願の、食べてみたかった真っ赤な宝石のような苺が

たくさん乗っている綺麗な苺タルト………



「一切れくらいなら…」と、つい魔が差してしまい


ボクはそのままトレイのケーキ屋へと向かった＿＿＿＿＿







【 真っ白なお皿に乗った真っ赤な苺のタルト。 】




【 ボクにとってどんな宝石より 】




【 キラキラ輝いて見えた。 】








【 一口食べたタルトは、すごく甘くて 】




【 食べたことないくらい美味しくて…… 】




【 ボクは一口ずつ 】




【 味わいながら 】




【 夢中になって食べた 】








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_時間を忘れて。

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