【ツイステ】Assassin trip?! 3

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side：HEARTSLABYUL Dormitory




＿＿＿ハーツラビュル寮 談話室＿＿＿



エースとお目付役としてデュースの2人は

A達のオンボロ寮へと泊まることになって


A達4人は、オンボロ寮へと向かった後



ケイトとトレイの2人は大食堂の厨房から出て

自分達の寮…ハーツラビュル寮へと帰ると


ハートの女王を模した作りになっている談話室には

明かりがついていなく誰も居ない静かな中


ハーツラビュル寮生が2人に慌てて駆け寄ってきた



ハーツラビュル寮生
　 「トレイ先輩、ケイト先輩！
　 ああよかった、やっと帰ってきてくれた！」


トレイ「どうかしたのか？」


慌てて駆け寄ってきたハーツラビュル寮生に

トレイは不思議そうにその寮生に聞くと


そのハーツラビュル寮生の声が密かに震えていた


ハーツラビュル寮生
　 「ハートの女王の法律第256条『夜8時過ぎに
　 蜂蜜入りのレモネードを飲んではならない』に
　 違反した寮生10人が、リドル寮長に纏めて
　 首をはねられてしまって………」



ケイト・トレイ「「………………………。」」



リドルのユニーク魔法をかけられたと聞いた

ケイトとトレイの2人は先程までの笑みは無くなり


「またか」とでもいうような表情を浮かばせて黙っていた



ハーツラビュル寮生
　 「僕、もう嫌ですこんな生活！
　 わけわかんないルールでがんじがらめ……
　 別の寮に転寮したい………ううっ。」



ハーツラビュル寮生は段々と弱々しい声で

この先の不安と恐怖のあまり身体は震えていて


挙げ句の果てにはポロポロと涙を流してしまっていた


トレイはそんな寮生の背中を擦りながら

優しく安心させるような声でゆっくり話す




トレイ「……もう大丈夫だ。俺が寮長に話をしてくるよ
　 お前達は部屋に戻ってろ。」


ケイト「………はぁ。じゃ、オレは女王様の
　 ご機嫌取りのためにお茶でも淹れてきますかね。」



ケイトは苦笑しながら溜め息をついた後


リドルの機嫌を治す為にお茶を淹れに

ハーツラビュル寮のキッチンへと向かって歩きだす




トレイ「悪いな、ケイト。そうだ、紅茶は避けて
　 ハーブティーにしてくれ。確か第153条で
　 夜のお茶について決められてたはず……」



ケイト「…………あいよ。オッケー」






《《《______ポタﾎﾟﾀッ……______》》》





また1つ、液体が落ちた“音”が響き渡っていった＿＿＿





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