【ツイステ】Assassin trip?! 3

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不良A「なッ………！！！？」


グリム「ア、アイツ……
　 いきなり座り込んだんだゾ？」


デュース「一体何が起きてっ………」




一瞬のことで驚愕して頭がついてきていなく

訳が分からないとでも言うような表情を浮かべていた




私がしたのはまず、首に回された腕を退かす為に

不良の足を思いっきり踏んで体重をかけた後


その痛みで腕の力が緩んだ瞬間に

不良の腹の上方中央にある窪みの鳩尾部分に


手加減しながら“肘打ち”を食らわしたのだ




すると、食らった鳩尾部分を押さえ

不良はよろよろっとしながら立ち上がり


痛みに耐えながらも私を睨み付けながら言う




不良「ｯの、野、郎ッ……ゲホッｹﾞﾎ
　 な、にっ…ゲホッ…しやがんだよっ！！」



貴女「何って………肘打ちですけど。
　 っというか、これでも手加減した方なんですが……
　 案外脆いんですね。大丈夫ですか？」




本来なら、鳩尾の部分に強い衝撃を与えると

横隔膜の動きが一瞬止まって呼吸困難になるが


彼は咳き込むだけで呼吸困難にはなっていない



私が本気でやったら今頃この不良は

今よりも強烈な痛みに蝕まれて息も出来なくて



ふふっ…………死んでたかもね(・・・・・・・)？




貴女「そういえば…その袋に入ってる割れた卵
　 まだ(・・)地面についてないんですよね。
　 タルトに使うのは無理だし……勿体無いので
　 先輩方、食べてもらえません(・・・・・・・・・)？」




不良A「は、ハァッ！？食えるわけねぇだろ！？」



貴女「え？食べれないんですか？さっきは
　 『まだ地面についてないから食えんだろ？』って
　 言っていた癖に…食べれないんですか？

　 少々矛盾していると思うのですが……どう思います？」




「うっ！そ、それはッ！！」と不良達は

私に正論を叩きつけられて同時に口を濁らせ


ただただみっともない言い訳ばかり言っていた




貴女「あぁ、言い訳とかいらないので結構ですよ。
　 それよりも早くここから立ち去ってくれません？
　 今、私………ちょっと怒ってるので。」



最後の方の声を少し低くしながら睨み付けると


不良達はなんとも情けない悲鳴を上げながら


「ヤベェ！逃げろ！」や「鶏さんごめんなさーい！！」と

恐怖を感じ怯えきった表情で逃げていくと



「今度卵食う時は100回謝ってから食え！ダァホが！！」


と、デュースの声がメインストリート中に響かせた




はぁ……めんどかった

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