【ツイステ】Assassin trip?! 2

20-2 ページ30

デュース「そういえば俺たちは
　 ハーツラビュル寮所属だが……
　 お前たちの寮の名は？」



グリム「オレ様たちはずっと使われて
　 なかった寮に住んでるんだゾ。
　 さしずめ“オンボロ寮”ってトコだな。でも
　 あそこゴーストが住み着いてるんだゾ……うう……」



「いつかゴーストたちを追い出してやるんだゾ！」と

グリムはものすごい気合いでそう言っていたが



私的には、何やかんや言って

ゴーストさん達とは案外仲良くなりそう…


てか絶対出ていってくれないよ。きっと←



エース「えー、オレもそっちの寮が良かったな。
　 毎日こんな真面目くさった顔を見なきゃ
　 いけないと思うと、やんなっちゃうしね。」



デュース「それはこっちのセリフだ。
　 サボり魔“エース”。」


エース「はいはい。退学に半べそかいてた
　 泣き虫“デュース”くん。」



あ、お互いちゃんと名前で呼び合ってる

『喧嘩するほど仲が良い』と、いうやつかな？



でもまあ、これから口喧嘩されても困るし…



貴女「まあまあ……落ち着いてください。
　 トラッポラさんにスペードさん。」


また、再び煽りから口喧嘩が始まると思い

私はひとまず止めに入って落ち着かせようとしていると



トラッポラさんは何やら不思議そうな顔をして言う



エース「そういやー………Aって
　 何でいつも敬語なの？癖みたいな？」



貴女「……えっ？」


デュース「たしかに……」

グリム「オレ様ん時もそうだったゾ。」



そして、トラッポラさんは

次々に私の話し方について話し出す



エース「もし敬語(それ)が癖じゃないならさ
　 普通に気楽に話せばよくない？」



デュース「そうだな。もう同級生になるワケだし。
　 普通に話してもらって構わないぞ。」



エース「つーか、オレたちはお前のこと
　 “A”って呼んでんのに
　 お前はオレたちのこと名前で呼ばねーって
　 何かフェアじゃなくね？？」



フェ、フェア…？


私は一体何のことを言われているのか分からず

何を言いたいのか聞いてみる事にしてみた




貴女「えっと、つまり…何が言いたいので？」



すると、トラッポラさんは

痺れを切らしたかのように不機嫌になり


突如、大きな声を叫びながら言い放つ




エース「あ〜〜もう！だから！！

　 もし敬語が癖じゃないんなら“タメ口”で喋って
　 オレたちを“名前”で呼べって言ってんの！！」




……………………へ？

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