【ツイステ】Assassin trip?!

PROLOGUE 11　百裂ウインドゥ！ ページ43

＿＿＿大食堂＿＿＿





貴女「……ふぅ」




あの騒動の後に私達は

正門から図書館までのメインストリートの清掃を終えた



掃除をしている最中に私達の方を見られたり

話しかけられたりで、すっっごく疲れた…………





そして、クロウリーさんから言われた通り


放課後に大食堂に来てトラッポラさんを待っていた




そんな時、グリムは私の膝の上で

「ぐでー」っと小さい身体を伸ばしていた



グリム「1日中掃除してもうクタクタなんだゾ〜……
　 それなのに、これから窓拭き100枚だなんて……」



貴女「仕方ないですよ。確か……グレート・セブン？
　 という伝説の人達の石像を焦がしてしまったんですし
　 これに懲りたら大人しくしてましょうね」



私はある本を読みながらそう言って膝の上にいる

グリムの頭を撫でると「ブー」っと口を尖らせる


……不覚にも可愛いと思ってしまった←




グリム「そういえばオマエ、その本なんだ？」


貴女「ん？ああ、これですか？
　 クロウリーさんから貰った本ですよ。」




掃除を始める前に、私はクロウリーさんから

“この世界についての本”を貰ったのだ




その本に書かれていたものによると……




ここは『ツイステッドワンダーランド』と呼ばれる世界



知った世界の先にあるねじれ歪んだ不思議な世界で

魔法が使える人間と使えない人間が共存しているらしい




そんな世界には「かつて存在した偉大なる存在」……


それが『グレート・セブン』と呼ばれる

メインストリートにあった石像達だったらしく



その石像を私達は焦がしてしまったらしい……




ナイトレイブンカレッジの生徒達は

グレート・セブンに憧れを抱いていると書いてあるし……




そりゃあ、学園の……世界の象徴の石像を

黒焦げにされたら怒るも当然だわ←



私達はなんということをしてしまったのだろうか……
(張本人：グリム、エース・トラッポラ)←





グリム「それにしてもあのエースってヤツ遅いんだゾ。
　 オレ様を待たせるとはいい度胸だ！イライラ！」


貴女「…………」



そう私の膝の上で腕を組んでイライラとするグリム



たしかにトラッポラさん来ない……

初日だから、色々説明とか受けられてるのかな





そして私達は誰も居ない静かな大食堂で

「ぽつん」と座ってトラッポラさんを待っていた



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