【ツイステ】Assassin trip?!

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私の正体が女だと気付くと

クロウリーさんは頭を抱えて

溜め息を付きながら言う



クロウリー「はぁ……なんて事でしょう
　 今日はなんていう日なんでしょうッッ」


貴女「はぁ……？」




クロウリー「……ナイトレイブンカレッジは
　 “男子校”なのにこんな…
　 “か弱い女の子”が送り込まれてくるなんて
　 こんなこと初めてですッッ！！！！！！」




あぁ……ここ男子校だったんだ

だから男が多いいなーって思ったわけだ



クロウリーさんは「ごほん！」と咳払いをして

グリムの話へと変えて喋り始める





クロウリー「一旦、貴女の事は置いといて……
　 狸くんには、学園外に放り出しておきましょう
　 鍋にしたりはしません。私、優しいので。」


そうニコリと笑い「誰かお願いします」と言うと

魔法を使えないグリムを拘束して退場させようとしていた



グリム「ぎにゃー！離すんだゾ！
　 オレ様は……………絶対、絶対！！


　 大魔法士になってやるんだゾー……！！！！」



そう言い残して、グリムは抵抗しつつも

会場の外へとつまみ出されてしまった



そんなグリムを見た私は少し可哀想になった後


どうしてあんなに必死なのだろうと不思議に思った






そして、クロウリーさんは生徒達の方を向いて話し始める




クロウリー「少々予定外のトラブルはありましたが
　 入学式はこれにて閉会です。
　 各寮長は新入生を連れて寮へ戻ってください」



クロウリー「……ん？そういえば
　 “ディアソムニア寮”寮長の“ドラコニア”くんの
　 姿が見えないようですが…」




貴女「…？」



ディアソムニア寮……寮長のドラコニア？



一応、ここの生徒のこと…だよね？

なのに入学式なのに此処に来てないんだろう……





獅子の耳を持つ男「＿＿＿アイツが
　 いないのは“いつもの事”だろ？」


ターバンの男「あれ？もしかして
　 誰も式のこと伝えてないのか？」


美人な男「そんなに言うなら
　 アンタが伝えてやればよかったじゃない」


ターバンの男「うーん。でもオレ
　 アイツのことあんま知らないんだよなー」




そんな事を話していると

それを聞いていた生徒達はザワザワと騒ぎ始める




生徒A「ドラコニアって………
　 まさか“あの”マレウス・ドラコニア？」


生徒B「この学校に通ってるってマジだったのかよ」


生徒C「怖えぇ……」




そんなに“マレウス・ドラコニア”っていう人

怖いって有名なんだな…

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