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「A、大丈夫だから。な？」
神保「しょうと…、やだ、！ずっといっしょにいたい…！すき、だいすき…！！」
「…っ、あぁ、わかってる。
安心しろ、ずっと一緒だから。」
Aの頭を撫でて左手にキスをする。
婚約指輪をなぞるように口付けを繰り返した。
神保「っ…、だいてよ、焦凍…、」
そのAの言葉で思考回路が停止する。
…今こいつ、なんて言った…？
抱け、って言ったのか…、？
「…、は？」
神保「しょうとの体温、ほしいよ…！！私のこと全部、あいしてほしいの…忘れたく、ない…ずっとずっと、覚えてたいの…！！！」
「ま…っ、まてA…！
お前、自分が何言ってるかわかってんのか…？」
神保「わかってるよ…焦凍のこと全部ほしい。だから、抱いてよ…！」
酔っぱらいの戯言だと思っても、Aからの言葉ということは事実で…無理だ、どうしても意識してしまう。
俺はAのこと大好きだし、いずれはもちろん、体でも繋がりたい。…Aがいいなら、今からでも。
…だが流石に、初めてが酔ってる時というのは、色々とダメだろ。
「っ…わかっ、た…でも、今はダメだ…お前酔ってるし、酒の勢いとかそういうのはよくない。もっと自分のこと大事にしろ。」
神保「……よってなかったらいいの、？」
「ダメなわけねえだろ…！
…はぁ、あのなA、多分お前が思ってるより俺はAのこと好きだし…男だから、お前とそうなりたいともちろん思ってる。
だから、また今度な。」
神保「…こんどって、いつ、？」
「っ…じゃあ、一週間後。
来週の…土曜。お前のこと抱いていいか…？」
咄嗟にそんな言葉を出した。
どうせAは酔ってるし、明日の朝には忘れてるだろうが……
神保「うん…！わかった！ふふ、いっぱい愛してね」
「〜っ、あー…あぁ。」
たまんねえな…、
今すぐにでも押し倒したくなる衝動をなんとか抑え、ありったけの理性を働かせてAにそろそろ寝ようと提案する。
神保「…いっしょにねてくれなきゃやだ。」
「…っ、ああ、一緒に寝よう、」
だからそういうのはダメっつってんだろ…！！
昨日と同じように腕枕をすると、Aは強く俺に抱きついて、こっちの気も知らずすぐに寝息を立てた。
…はぁ、よく手出さずに頑張った俺。
今後一切、Aに酒なんて呑ませねえ。絶対にだ。
心の中で強く誓い、少しだけ……Aが今日のことを忘れないことを期待しながら眠りについた。
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星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年6月3日 14時) (
レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
山羊 - うっわぁ…4年間夢小説読んできた中で初めてリアルに胸苦しくなって切なくなった作品です…神作です。ありがとうございました(￣^￣゜) (2020年3月1日 5時) (レス) id: 4a801f457b (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - りつさん» 今更の返信すみません！！発狂しながら！？！？楽しんでいただけてよかったです！こちらこそありがとうございました！！！ (2020年1月18日 9時) (レス) id: 3f66041ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃ面白かったです！一人部屋で発狂しながらみてましたw読んでてめっちゃ楽しかったです！ありがとうございました！ (2019年9月27日 21時) (レス) id: 1c2458a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - guuuさん» ありがとうございます！！えっ一日で、、！？貴重な時間をこの作品に使ってくれて嬉しいです、、こちらこそ読んでいただきありがとうございました！！ (2019年9月27日 17時) (レス) id: 3f66041ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや | 作成日時：2019年3月3日 21時
