裏側で ページ11
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「───あー、ヤな夢見ちゃったなー……」
ベッドからゆっくりと体を起こしながら、私は先程まで見ていた夢を思い出し、思わず顔を顰めた。
夢に見たのは、私が小学生だった頃の記憶であった。強いて言うならば、私史上1番最悪だった思い出である。
私は昔、とんでもなく美形の兄弟の幼馴染であった。勿論私にとって“美形”ということは、この世界にとっての“不細工”であるのだが……
ま、そんな彼らと仲の良かった私であるが、ある日兄弟の1人こと糸師凛に“とある現場”
を見られてしまったのだ。
それ即ち、私がかつてないほどにこっぴどく振られた場面である。
小学生の頃の私は、そりゃぁもう欲望に歯止めなんか効かせず、精神年齢大人なことを生かして可愛い小学生女子を手のひらの上でコロコロしていた。
今思えばあの頃が1番楽しかった。正直、まだおつむの弱い、いたいけな幼女を弄ぶことに罪悪感を感じないこともなかったが、さんなもんはかわゆい少女たちと触れ合う内に消え去った。
──だから私は調子に乗ってしまったのだ。
私はあのとき、人としてやってはいけないことを行なってしまっていた。
───即ち、二股である。
クラスでもカーストトップに君臨する少女と、カースト中位ぐらいにいながらも可愛い顔立ちをしていた子。
私はその子達2人と密かに付き合い、二股をかけていたのだ。
勿論デートやらなんやらには細心の注意を払い、絶対バレないようにはしていたはずなのだが………
火の無いところに煙は立たぬ。カースト中位の子に浮気がバレて、放課後呼び出されたのだ。
なんだろうとルンルンで向かい、扉を開けた瞬間に少女の泣き腫らしたような真っ赤な瞳と対面して、私は自分の失敗を悟った。
マ、流石に罪悪感湧いたよね。勿論少女にはひっぱたかれたが、私は抵抗することはなかった。
自分の行いで傷つけたのだから、せめてそれを受け入れようと思ったからである。
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まったり団子 - ウッウッ・・・最高だ・・・特に糸師兄弟が揃いも揃って盛大に勘違いしてるのが・・・これからも読ませてください!お願いします! (2月24日 20時) (レス) id: f793216af5 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 結葉さん» ありがとうございますーー!🥹これからも応援してくれたら嬉しいです (12月13日 22時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - あいらさん» 返信遅れて申し訳ないです😭冴はもうすぐ出てきたますので、是非お待ち下さい! (12月13日 22時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます”!!!!!!!! (10月12日 10時) (レス) @page31 id: 119a923417 (このIDを非表示/違反報告)
あいら - このお話が大好きです!早くカイザーやネス、冴に会ってメロメロにしてほしいです! (10月12日 5時) (レス) @page32 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずき | 作成日時:2023年1月29日 21時