7.ヤンキーと納豆巻き ページ7
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これは今から6年前の初秋の事────
私は大学2年生で新たにバイトを始めていた。
うちの家近くの路地裏のコンビニ。
客足は多からず少なからずで、丁度いい仕事量だった。
大学終わりに働いていたこともあり、時給がいくら高くても忙しいと身体を壊しかねなかった為ここに決めたのだ
働き始めて数ヶ月。
ヤンキー達がこのコンビニの前をたまり場にしだした。
いつもタバコだけを買って、決まって駐車場で駄弁るヤンキー。
私は脅えつつも『静かにしていれば大丈夫』そう思っていた
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キヨside
俺が22歳の時の秋上旬。
住んでたマンションの近くのコンビニが潰れた。
ちょっと歩いたところに路地裏のコンビニがある事を知ってはいたから何となくそこに行こうと思って歩を進める。
路地裏を歩くと突然明かりが見えて、コンビニだということはすぐ分かった
そしてそこには3人のヤンキーがタバコを吸いながら駄弁っている姿も見えた
俺は少し躊躇しながらも俯き気味に行けば大丈夫だろ、と思って入口付近に向かうと
ヤンキーが一斉に立ち上がった
ビクッと肩が跳ね、俺はちらりとヤンキーの方を見た
すると────
「おい、姉ちゃんよかったら遊ばね？」
「ずっと気になってたんだよねー」
「ダル。早く持ち帰ってやりたい。」
ヤンキー達は裏口から出てきた帰り際の店員であろう女の子に絡んでいた
『あの、すみません…これから勉強しなくちゃで』
「勉強ばっかじゃ疲れちゃうでしょ？息抜きしよ？」
『いえ大丈夫ですので…』
「大丈夫とかじゃないから！黙って着いてくればいいんだよ！」
『や、助けて…っ！！』
気づけば
キ「おい！！辞めろ！」
声が出ていた
「あ？誰お前」
キ「俺が誰とか関係ないだろ、その女性嫌がってるから辞めろよ」
「あはっ、ヒーロー気取りだ！カッコイイですねぇお兄さん」
キ「ここよく見回りの警察来るらしいぞ」
「は？んな口から出任せ信じるわけ無いだろ」
キ「いやほんとに────」
ウー…ウーーーピーポー…
遠くの方でサイレンが聞こえる
「やば、マジ…？チッ、クソッ場所変えるか」
ヤンキー達はその音を聞くとそそくさと走って何処かへ行ってしまった
俺は緊張が解れたからか、ふぅと一息ついて肩を撫で下ろした
『あ、あの…っ、本当にありがとうございました！』
キ「全然！…なんかダサい追い払い方しちゃいましたし…はは」
『でも警察の通りが多いこと知ってたおかげですし…』
キ「あれは本当に口から出任せの偶然です…」
『逆にすごいですね…！』
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さんご(プロフ) - シャオランさん» わ〜！！嬉しいです😭この小説書いて良かったです！！ぜひぜひ何回も読んでやってください😌❤️コメントありがとうございました！！ (2022年4月30日 19時) (
レス) id: 435cdb899d (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - 今まで読んだ中で1番好きな小説です！もう1回読みたいと思わせるような小説で、画像などのクオリティが凄すぎてもうこれをゲームとしてプレイしたいとまでなりました！！素敵な小説ありがとうございます。 (2022年4月18日 17時) (レス) @page44 id: 3b3e01edc0 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - にこりさん» 嬉しいですありがとうございます；−；画像頑張った甲斐がありました！他の作品も読んでくださってるとの事なので、これからも頑張ります！ (2021年9月18日 12時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
にこり(プロフ) - こういうタイプの小説初めて読みました！画像とか凝ってて面白かったです。他の作品も読んでいます素敵な作品をありがとうございました！ (2021年9月18日 8時) (レス) id: 77e29caa07 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - sugarさん» ありがとうございます！楽しんでいただけたなら嬉しいです(*´ `*) (2021年9月3日 10時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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