39.仲間 ページ41
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ガ「…クソッ、
そんなこと、出来るわけない…だろ」
カチャ、と銃をおろすガッチさん
そんなの当たり前だ
キヨさんがウイルス研究者だと分かっていても
友人であり仲間であることに変わりは無いのだから。
しかも、殺した所で何も得るものはない。
「……俺は皆を殺したくない……」
牛「何、言ってんだよ……色んな奴をこんなに危ねぇ目に合わせておいて…!!!」
「っるせぇ…、俺は………んなこと…
この研究所を知られた時点で本当は殺さなきゃいけなかったんだ…
それが、研究所の絶対的なルールだった…」
キヨさんが両手をおろしたその時
私たち以外の声と足音が聞こえてきた
?「……ははは!面白かったよ……
でも、もう君は終わりだキヨくん……
いや、キヨ研究長と言った方がいいかな?」
その声の主の方見ると、男性が2人、2階から階段を使って降りてきていた
「ウェスカー…お前…いたのか
バーキン博士も…………」
レト「研究長…?てことは、あの時拾った日記に書いてあった人体実験を起こしたのは…キヨ、くん?」
ウ「そう!彼は天才的だよ!誰が死んでもものともせず自分の望む研究結果が出るまで研究に没頭し続けた……!まさにマッドサイエンティスト!」
「違う…!俺は殺そうとして殺したんじゃない…!!!
俺が求めてたのはただのt-ウイルスじゃないんだよ……!!!」
ウ「殺そうとしなくても……君の所為で犠牲になった人は沢山いるんだ」
ウェスカーという男は、キヨさんにそう告げたあと
私を見てニッコリと笑った
サングラスの奥の瞳は全く笑っていない
ウ「…君は……完全体かい?」
「ウェスカー…やめろ」
『完全体…、なんの事?』
「ウェスカー!!!黙れ!!言うな、絶対に…」
ウ「ほお、キヨ研究長…少しいい研究を残しただけて生意気な口を聞くようになったな?」
レト「なんやねんお前ら…!!ウェスカーに…バーキン……?
2人を傷つけんのはやめろ!!」
レトくんがそう叫ぶと、ウェスカーは片手で銃を持ち
それをレトくんに向けた
ウ「うるさい、ハンターαにやられなかっただけでもマシだと思え」
レト「…!」
彼がレトくんに向ける銃の引き金を引こうとしたその時
私はウェスカーの右肩を撃った
ウ「っく……ぅ」
レト「…A!!!」
『辞めて……ウェスカー……この人達には手を出さないで……お願い』
ウ「…ふ、はは!やっぱりAは……あの女の娘、だな……」
牛「……何、何が起きてんだよ……」
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さんご(プロフ) - シャオランさん» わ〜!!嬉しいです😭この小説書いて良かったです!!ぜひぜひ何回も読んでやってください😌❤️コメントありがとうございました!! (2022年4月30日 19時) (レス) id: 435cdb899d (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - 今まで読んだ中で1番好きな小説です!もう1回読みたいと思わせるような小説で、画像などのクオリティが凄すぎてもうこれをゲームとしてプレイしたいとまでなりました!!素敵な小説ありがとうございます。 (2022年4月18日 17時) (レス) @page44 id: 3b3e01edc0 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - にこりさん» 嬉しいですありがとうございます;−;画像頑張った甲斐がありました!他の作品も読んでくださってるとの事なので、これからも頑張ります! (2021年9月18日 12時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
にこり(プロフ) - こういうタイプの小説初めて読みました!画像とか凝ってて面白かったです。他の作品も読んでいます素敵な作品をありがとうございました! (2021年9月18日 8時) (レス) id: 77e29caa07 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - sugarさん» ありがとうございます!楽しんでいただけたなら嬉しいです(*´ `*) (2021年9月3日 10時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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