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牛「チッ、こういうの残されると迷惑なんだよな」
レ「愛のゲームのアイテムじゃないから消えへんしなぁ」
牛「キヨが帰ってきたらこれブラックホールにぶち込むか」
レ「多分「俺のブラックホールはゴミ箱じゃねぇから！」って怒るよ」
牛「ククク、ブラックホールん中今までの隠蔽品ばっかで汚ねぇんだろーな」
レトルト先輩はナイフを拾い、指先でクルクルと回した
私は何事も無かったように話す2人に恐る恐る言葉をかける
『今の…牛沢さんのアビリティは？』
牛「あぁ、アイツも言った通り心体魔法で
アビリティは
レト「お生憎様、うっしーは回復じゃなくて希少な精神攻撃の方なんだよねえ」
牛「まあ回復なんてアイテムでなんぼでもできるし、何より俺らは攻撃喰らわねぇしな」
不覚にも、そう語る牛沢さんをかっこいいと思ってしまった
そんな私の視線に気がついたのか、牛沢さんは私を見てニヤリと笑う
「す」
「き」
牛沢さんはレトルト先輩に見えないようにそう口を動かした
『へっ…！？す、っ…』
私は慌てて両手で口を抑えた
だって彼のアビリティの特徴はきっと──
『牛沢さんが口パクした事を復唱すると、アウト…』
牛「あははっ、キヨの言う通り頭良いんだな」
レ「うっしーAちゃんに何言うたん！？」
牛「俺が技発動しようとしなきゃ、復唱しても何もねぇよ」
牛沢さんは私に軽くデコピンしてからニヒルに笑った
『じゃ、じゃあさっきのは…？』
牛「...まだひみつ、だな」
レ「…まさか好きとか言うたんちゃうやろなぁ！？」
牛「うわっお前手のひらに電気流すな！！
ちょ、痛い痛い！静電気流すのやめて！地味に痛いから！」
どきどきした心臓を休ませる
牛沢さんは逃げ、レトルト先輩は彼を追ってリビングへと消えていった
その時
キ「ただいまーっと！」
するりと鏡の中からキヨくんが帰ってきた
レ「キヨくん、ほいっこれ！」
向こうの部屋のドアからひょっこり彼は顔を出し、ナイフをキヨくんに投げた
キ「ちょ、ナイフ？血ぃついてんじゃん！」
牛「宝ゲットしたんで狙ってきたやつがここに来てな、俺が殺った」
キ「は！俺だってやってたら勝てたし！」
レ「俺も俺もー！」
キ「つーか俺のブラックホールはゴミ箱じゃねぇから！
ナイフ入れとくけどさ！！中すごい汚いんだよ！！」
『ふふふ』
2人の予想した言葉の一言一句同じで思わず笑ってしまう
…私も早くアビリティが開花して、彼らに追いつけるといいな
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さんご。(プロフ) - 花牟禮さん» わー！ありがとうございます！たくさんのお褒めの言葉嬉しすぎます；−；もう、ものすんごい糧になります！！なかなか更新できず申し訳ありませんがなるべく早く書きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2021年9月1日 18時) (
レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
花牟禮(プロフ) - 初コメです♪各実況者さんの特徴が文字から伝わり、ついのめり込んでしまいます…やはり文才のある方は素敵ですね！愉しみを提供して頂いているのに此方には表現力がなく感謝をお伝えしきれず申し訳無いですが、少しでも糧になっていれば幸いです（><） (2021年9月1日 15時) (レス) id: 9856f2c98c (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - たまごアイスさん» 私自身、皆さんに設定がきちんと伝わっているか不安だったのでこのコメほんとに嬉しいです(><)更にお褒めの言葉までありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年8月4日 20時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
たまごアイス(プロフ) - コメント失礼します。 設定がすごく細かい上に恋愛要素もしっかりあって文章も分かりやすくて面白くて一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！ (2021年8月4日 15時) (レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - いりやさん» ありがとうございます、、、！嬉しいです！^^私もこの小説は書くのすごく楽しいのでなるべく早く更新できるよう頑張ります！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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