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牛「テメ、このガキ……ッ！！何してんだよ！」
「こういうゲームでしょぉ？これ」
男の子はニッコリ笑ってそう答える
レト「A、いきなり押してごめんな
立てる？」
『大丈夫です……ありがとうございます』
レト「おい、さっきの“黒い影”みたいなんなんや？」
緊迫した空間に、キャッキャと子供が笑う声だけが響く
すると男の子は私の目をじっと見た
『…なに、して』
キヨ「A、足が……っ！！
石化してる……！」
キヨくんに言われ足元を確認すると、段々と私の身体が石化していた
もう歩けたりしそうにない
「僕は石のアビリティ。さっきの黒い影は僕が生み出して投げた石だよぉ」
男の子は苦しそうな顔をして何かを吐いたかと思うと、口からは石がでてきた
「へっ、へへ……ぇ、僕、体の一部を石に変えることが出来るんだぁ！
でもこれだけじゃダメなんだよ、お姉ちゃんのアビリティがほしい！！」
ピッ〇ロ大魔王みたいなんて考える暇もない
もう腰部分まで石になりかけてる
「ちなみに僕優しいから教えてあげるけど、全身が石になったら2度と生身には戻れないからねぇ」
レト「調子に乗っとるけど…俺らが誰かわかっとんのか？」
レトルト先輩は私の前に立つと、男の子を睨んでそう言い放った
その手にはビリビリと電気が纏っている
「TOP5だよね、今は4人しかいないけどさ」
レト「なら話が早いで、Aに手を出そうとするユーザーは誰であろうと殺す！！」
電気の纏った拳を男の子に振りかぶると、彼は大きな声で言った
「僕の年齢は21歳！！この体は知らない子のだよ！！！」
レト「っ！？」
「乗っ取ったんだよ」
男の子の卑しい笑みにレトルト先輩はその手を引いた
体を乗っ取った……？
「あーそろそろお姉ちゃんの体が石になっちゃうね、楽に殺してあげるからさ
今こうやって……頭を狙って」
キヨ「とりあえずAをブラックホールに」
？「はいストーップ！誰も動くなよ」
どこからともなくそんな声が聞こえたと思えば
目の前にはコウモリが現れ、戸惑う男の子の首に噛み付いた
コウモリは煙を巻いて人間…フジくんの姿に変身する
「ぇ、なんだおま、頭……くらくらする、」
男の子は砂となって消え、私の胸元まで来ていた石の呪いも解けた
牛「フジ、お前なんで……！」
キヨ「その子は体を乗っ取った、関係ない子で」
フジ「それね、ウソだから」
『ウソ？』
フジ「俺ずっとコイツに目付けててさ、色々知ってるんだ
同じAを狙う身としてね。」
フジくんは口元についた血を拭うと、笑ってそう言った
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さんご(プロフ) - いちご丸さん» ありがとうございます、、！Xの方に🗻視点のお話もあるのでよければぜひ！ (1月12日 0時) (
レス) id: 4c714dcc22 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 凄い作品に出会えて感激です..!とんでもない文才ですね!凄く楽しく読むことができました。これからも頑張ってください( *´꒳`*) (1月5日 19時) (レス) id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
さんご(プロフ) - なみのさん» 長編にもかかわらず最後まで読んでくださりありがとうございます☺︎楽しんでいただけたならなによりです！ (11月13日 1時) (レス) id: b4a1483ffc (このIDを非表示/違反報告)
じゃーんえっちふん - みるくちゃあああああああん (10月15日 21時) (レス) @page49 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
なみの - とっても面白かったです！あまりにも作り込まれていて、感動しました・・・大好きです！！ (10月15日 21時) (レス) @page49 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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