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奴は余裕の笑みを浮かべていたが
それが一瞬にして崩れることになった
ハ「まだ戦いは終わっていない。」
ハリーが目を覚ましたのだ
奴がハリーに杖を構えようとしていた
私はやつに攻撃しようとしたが
目の前をドラコが横切る
『ハリー！！！』
彼は自らの杖をハリーに投げ渡した
そして戦いは始まったのだ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
私は沢山の敵に襲われた
裏切り者は消えてしまえと
彼らの目には怒りが籠っていた
「私は仲間になったつもりはないわ。」
私は自分の身を守りながら
息子を探した
「ルーカス！！！」
叫んでもこの戦場では
声は届かないだろう
そんなことはわかっていても
叫ばずにはいられなかった
しばらくして私の後方で爆発が起きた
…あれは必要の部屋だ。
嫌な予感がして
急いでそちらに向かった
「…嘘よ。」
倒れたフレッドが居た
駆け寄りフレッドを抱きしめた
「フレッド！目を開けて。お願いよ…。」
彼の目はあかない
脈はまだ弱いが
まだ何とかなるはずだ
「大丈夫よ…フレッド。私が何とかするから。」
目からは大粒の涙が流れていた
フ「そんなに泣かないで。」
彼は振り絞るような声で私に話しかけた
「フレッド！あぁ。良かったわ。
すぐに医務室に行きましょう。」
彼の上体を起こして何とか運ぼうとする
フ「A…。キスして。」
「今は冗談を言っている場合じゃないわ！フレッド！」
彼の言葉を無視しようとしたが
彼が弱々しい腕で私を抱いて
うっすら目を開けた
もう最後だと言っているようだった。
「ダメよ…。まだ生きられるわ。」
フ「お願い。A。…君を愛していたんだ。」
彼は最後の力を振り絞り私の唇を強引に奪った
時間がゆっくり進んでいるように
長く感じられた
彼の腕から力が抜けるのがわかった
重なった唇も離れて
倒れそうになった彼を必死に抱きとめた
徐々に冷たくなるのがわかった
「フレッド…フレッド……。」
起きるはずのない彼を必死に呼び起こそうとした
「いつもみたいに冗談を言ってよ。」
「不安がることはないって言ったじゃない。」
「愛してるなら目を覚まして。」
「フレッド……。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
周りには沢山の亡き人の姿があった
フレッドもその1人だ
私はフレッドに何も出来なかった
彼の言葉に答えることすら…
「ごめんなさい。フレッド…。」
ウィーズリー家はまだ戦っているのだろう
ジョージもまだ知らない
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Debugon(プロフ) - あーちゃんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´TωT｀)そして最後まで読んでいただきありがとうございます( *´꒳`*)また新しい作品を書いているので良かったら覗きに来てください！ (2022年2月16日 18時) (
レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - ドラコの作品をたくさん読んできましたがら最も感情が溢れだしました！これからも楽しみにしています！ (2022年2月16日 16時) (レス) @page24 id: 534548cafa (このIDを非表示/違反報告)
Debugon(プロフ) - sakihamu87さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります！初めて言われてとても感動です(´TωT｀) (2022年1月7日 22時) (レス) id: 3073debd3a (このIDを非表示/違反報告)
sakihamu87(プロフ) - 今までに読んできたドラコの作品の中で1番面白いです！！！続き待ってます！ (2022年1月7日 9時) (レス) @page3 id: b82aa09454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でぶごん x他1人 | 作成日時：2022年1月4日 20時
