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Affectation/Affection ページ31

「えっとぉ……センパイ、今何の話してるの?」
「……」
「嘘っ、Aもしかして怒られてる?わかった。あんずセンパイに何か言われたんでしょ!あの人Aのことよく思ってないみたいだから。あっ、Aは仲良くしたいな〜って思ってるんですけどねっ?」
「毒嶌ちゃん」


薫は何か言いたげに口を開いた。それを遮るようにアナウンスが響く。どうやら彼の最寄りであるらしかった。
彼は少し考えて、静かな声で言う。


「あのね、毒嶌ちゃん。毒を与えられて平気な人なんていないんだよ」
「だから何の話って」
「聞いて。お願い、茶化さないで」


ここで悲鳴でもあげてやれば、眼前のこのアイドルどころかあの女も、他のアイドル達も、全員の人生潰せるんじゃないかしら。

嗄れた声がそう笑ったが、Aは何も言えなかった。その灰色のひとみには見覚えがあった。
羽風薫。優しい風の名を血に戴くひと。
そういえば羽風とはかの有名な名士の家ではなかったか。


「俺はあの子に何か頼まれたわけじゃない。ただ、見ていて思うところがあったから言ったんだよ。……じゃあ、俺ここだから」


なるほど、だからこんなにもこの男は──

それ以上考えるのは負けな気がした。
だから、Aはあくまでもなにもしらない後輩の顔をして彼を見送った。


「……うるさいわね」


流れていく景色を眺めながら独り言ちる。



「人間、毒を与えられた程度で死なないわよ」



こんなところ、ママが見たらなんて言うんだろう。









「ムリムリムリ死ぬ死ぬ死ぬあと何秒!?5秒!?」
「あと23秒。人間そんな簡単に死なないから安心しな」
「黙りなさい労働階級!アンタ達と違って私は繊細なのよ!」
「うざ」


瀬名泉は吐き捨てた。
しかしAはここ数分ずっとキンキンした声でわめきまくっているので、これは正しい反応であった。

現在彼女は何をしているかというと、あんさんぶるトレーニング!(仮称)である。
今はプランクを行っているのだが、Aはこれが一番嫌いだった。

そんなわけでずっと嫌嫌嘆いてる彼女のことを泉は右手にストップウォッチ、左手にゆうくんの写真を持って見守っていた。いや、この場合泉の視線はゆうくんの写真に固定されているので見守るという表現は正しくない。彼はトレーニング中の後輩を背景ぐらいにしか思っていないため。



「ありえないありえないありえないっ!私がこんなにも頑張ってるのに何ひとりで推し活してんのよコイツはっ!?」

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紅鮭(プロフ) - あやめさん» コメントありがとうございます!夢主を大好きと言っていただきとっても嬉しいです!趣味が合いますね🎶 星5取り次第更新再開しますので、どうか気長にお待ちください! (2月27日 21時) (レス) id: cc18d6b067 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ - いつも楽しく読ませてもらってます!毒嶌ちゃんみたいな女の子大好きです!ママの感謝祭、応援してます!続きも楽しみに待ってます✨ (2月27日 19時) (レス) id: 5659e626b3 (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭(プロフ) - koryiさん» 嬉しすぎるコメントにお気に入り登録までありがとうございますー!!これからもkoryiさんに面白いと思っていただけるように頑張ります🎀🤍 (2月17日 0時) (レス) id: cc18d6b067 (このIDを非表示/違反報告)
koryi(プロフ) - あの!すっごい面白いのでお気に入り登録させていただきました!これからも更新楽しみにしてます! (2月16日 20時) (レス) id: 183499ceb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅鮭 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2025年12月30日 0時

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