◇ ページ3
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樹 side
「っ、…陸さ、」
陸「ねぇ樹」
「…はい」
陸「樹は誰のもの？」
「…陸さん、です」
陸「何？聞こえない」
「っ、陸さんです、！」
陸「…だよね？俺のものだよね？」
縋るような目で俺のことを見てくる陸さん。
その姿はまるで捨てられた子犬のようで、先程の陸さんとは全く雰囲気が違っていた。
…あぁ、少し安心した。
この人はただ不安になってただけなんだ。
俺を束縛したいとか、そんなのじゃ…
陸「じゃあ何で他の男と飲みに行ったの？」
「っ、！！」
いつもの陸さんに戻ったと安心し切っていた俺。
元々掴まれていた両肩をさらに強く掴んで陸さんが低い声でそう呟いてきて、悲鳴が出そうになった。
陸「何で俺じゃないの？何で北人なの？彼氏でも何でもない人と飲みに行くほど樹は俺のことどうでもいいの？」
「そんなわけ、！」
陸「そんなわけあるでしょ！？俺がどれだけお前のこと好きか何にも分かってない！！」
「……陸さんっ、」
陸「何したら分かってくれるの！？お前は俺のもんでしょ！？」
「りくさ、痛い…！」
陸「いい加減分かれよっ！！お前は俺だけ見てればいいんだって！！」
「…おね、が、い…陸さっ……離して、！」
離して、と胸板を強く押しても全く離れる気配がなかった。
その間も陸さんの手の力は強まるばかりで…肩が砕けるんじゃないかって思うほどだった。
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Daphnee(プロフ) - うすりきこさん» 遅くなってしまって本当に申し訳ないです…💦こちらこそリクエストして下さってありがとうございました！これからも宜しくお願い致します！ (2021年12月31日 19時) (
レス) id: 90489b824e (このIDを非表示/違反報告)
うすりきこ - 年末に自分がリクエストしたものが読めると思うと、、、、とても嬉しいです😊 ほんとマニアックなものを書いていただきありがとうございます😭 後日談もいつほくだぁと思いました笑 本当ありがとうございます！！！ (2021年12月30日 20時) (レス) @page29 id: ac82afbd90 (このIDを非表示/違反報告)
Daphnee(プロフ) - つくよみさん» 喜んでいただけて何よりです！( ¨̮ ) (2021年11月29日 22時) (レス) id: 90489b824e (このIDを非表示/違反報告)
つくよみ(プロフ) - わーい"(ﾉ*>∀<)ﾉかずまこだぁ♡尊い( *˙ཫ˙*) (2021年11月28日 20時) (レス) @page10 id: b60a3b2a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Daphnee x他1人 | 作成日時：2021年11月20日 19時
