I05.いきなりすぎじゃない？ ページ29
・
伊野尾「おまたせしました」
A「めちゃくちゃまったって言ったら、どうします？」
伊野尾「それはもう全力で謝る。」
講義が終わった後、連絡をとってAちゃんと図書館で待ち合わせ
...のはずだった。
・
遡ること30分前。
講義が終わったAちゃんからのメッセージを、片手に
俺は帰る準備をしていた。
同じ大学にいるんだから講義が終わる時間が同じなのは当たり前で。
あがった口角を誰にも見られないように隠しながら部屋を出ようとしたとき。
・「伊野尾くん、ちょっといい？」
伊野尾「え、俺？」
専攻してる講義がたまにかぶるなーってくらいの印象の女の子、
確か名前は真貴ちゃん。
真貴「話があるの、」
伊野尾「あー、うん...わかった、ちょっとまって...」
少し遅れる、とAちゃんに連絡をいれようと携帯を操作する。
まさか、こんなことになるなんて。
女の子に引き止められたから遅れます？
そんなのAちゃんにいったら信じてもらえないだろうなー、
「嘘ですよね、もう」とかいって頬膨らまして笑ってそう。
適当に先生に呼び止められたとかいっとけば大丈夫かな、
そう思って彼女のトーク画面をタップした、
伊野尾「え？」
真貴「携帯なんか、見ないでください」
伊野尾「あ、ちょっ」
昔から、女の子には飢えてなかった俺。
特定の相手がいなくても、満たされるものは満たされる、
そんな考えをしていた。
だから結構、女の子の扱いにはれてるはずだったんだけどね。
・
真貴「大事な、話なんですから」
恥ずかしそうに頬を赤らめてる彼女は、
そんな表情とは裏腹に、
伊野尾「え、ちょっ、まっ」
強引にもほどがあるほどの力で、
誰もいない講義室へと俺を引っ張った。
・
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
