王 女 ４

バ レ ン タ イ ン ４ ページ40

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メンバーたちの目なんか気にせず壱馬は、私の手をにぎにぎと後ろから遊んでくる


『 家帰ったらまだあるで？ 』

壱馬「 それも俺が全部貰う 」

『 虫歯になる 』

壱馬「 Aのチョコならならない 」

『 はぁ…変に頑固やねんやから 』


と、立ち上がって飲み物でも取ろうかなと思って手を伸ばすと


『 わっ、！ 』

壱馬「 …どこ行くん？ 」

『 どこ行くんって、…水取りに行くだけやけど 』


って言っても、すぐそこー！という距離ではなく
Snow Manさんたちの近くにある


『 すぐ戻ってくる 』

壱馬「 …Aは俺のものだからね、？ 」

『 っ、！…煩い 』

壱馬「 ふはっ、！笑 」


照れた私を見て、クシャッと笑う壱馬

可愛いけどムカつくので肩パンを軽くしてやった
そして水を取りに行くと


ラウール「 …幸せそう 」

『 めっちゃ幸せだよ笑 』


なんて水を1口飲んでラウくんを見たら
慎と喋る壱馬の方を見ていて…


『 …仲良くなってみたい、？ 』


そう聞くと、パァッ！と効果音がつくであろう笑顔がすぐさまかえってきて
強く3回ぐらい頷いた

…めちゃめちゃ可愛いじゃんっ

16歳ですか？っていう身長に
16歳ですか？っていう顔なのに

中身は16歳だな。と思う


『 壱馬〜 』

壱馬「 ん？ 」

『 ラウくんが仲良くなりたいって、！ 』

壱馬「 ？？ラウくん？ 」


壱馬がこっちを見てキョトンとして
そしたら、ラウくんも何故かオドオドしちゃって


『 こーのー子！ 』


とラウールの背中を叩き、壱馬に紹介した


壱馬「 あー！めちゃめちゃイケメンだね笑 」

ラウール「 あっ、ありがとうございます 」


お互いペコペコし合ってる光景が面白くて思わず笑ってしまう
それを見た壱馬とラウくんも一緒に笑って、すぐに壱馬とラウくんは打ち解けた

撮影待ってる間、ラウくんはメンバーよりも壱馬
少し寂しいなあと思いながらも携帯を弄る


樹「 A？ 」

『 ん？ 』

樹「 顔に寂しいって書いてある 」

『 へ、？ 』

樹「 寂しいなら行ったらいいじゃん 」

『 歳下にヤキモチはなんか格好悪い
だから、ラウくんが撮影してる時に私が壱馬とイチャイチャする 』

樹「 ふ〜ん 」

『 なにその顔笑 』

樹「 ばーか 」

『 なっ、！ 』


反発しようと思ったがする気になれず
樹の肩を1発シバいて、また水を1口飲んだ


蓮「 あっ、それ 」


その水は目黒さんのだということに気づかず









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誰メインだ！！！！ってお話ですよね

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