初 日 6 ページ34
.
『 ん、っ…? 』
目を覚ますと、…あれ、?なんでここに、?
壱馬「 あ、起きた? 」
ここは、ほて、る?
なんて混乱していたら壱馬がいきなり声をかけてきた
壱馬「 冷たくなって意識手放すから死んだかと思ったわ 」
『 えっ、…? 』
壱馬「 …アドレナリンが上がりすぎていきなり冷えたところに行ったから軽い熱中症だとかなんとか言ってたけど、大丈夫? 」
『 …なんとか、? 』
はっきりしない記憶を思い出すも、メンバーが私を温めてくれるシーンしか思い浮かばない
でもまあ、結局どっちにしろ迷惑かけたよね
明日全力で謝ろ
壱馬「 明日出れそう? 」
『 うん、出れるよ 』
壱馬「 よかった 」
『 てか今日のホテル壱馬とやったん? 』
壱馬「 … 」
いきなり黙り込んだ壱馬
風呂の準備をしていた手を止めて私のベッドの端にそっと座った
壱馬「 …樹と喧嘩したんやろ? 」
『 っなんで 』
壱馬「 樹が俺に相談してきた
で、部屋割りを見たら樹とAやって、やけどまだ樹が気まづいってゆうから俺が変わってあげてん 」
『 そう、なんだ 』
樹と喧嘩したから私飛び出したんだ
なんて駐車場に行った理由を思い出して納得する
昔から誰とでも喧嘩をしたらどんだけ寒くても上着を着ず、どんだけ暑くても水なんて持っていかず、で、メンバーみんなに迷惑かけまくってたなあ〜
熱中症って夏だけなのかなって思ってたけど冬とかにもなるんだ、しかもこんな寒い時期に…
壱馬「 …ばか 」
『 いきなりなに? 』
壱馬「 北人にぐらい相談しろや 」
『 っ、ごめん 』
壱馬が何に対して言ってるのかすぐ分かった
辞めると判断したこと
誰にも相談せずひとりで決めて、決断したところで北人とリーダー2人に伝えて、そして他のメンバーには、壱馬には、ファンの皆さんと一緒に知らした
怒ることもわからなくもない
もし、私が壱馬の立場だったらめちゃくちゃ怒ってる
はずなのに、…壱馬はいま
壱馬「 っ、1人で決断させてごめん、っ 」
涙を流して私に頭を下げている
『 なんで、っ謝るん、!
壱馬はなんも悪くないっ…1人で決断してんやから背中押してや、っな? 』
壱馬「 …背中押せるかなんてわかんねえけどっ 」
『 …壱馬が笑ってくれてたら私は幸せだよ
笑顔でニューヨークに行ける気がする 』
なんて壱馬の目を見て伝えたら壱馬はゆっくりと頷いた
.
1602人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るる2号(プロフ) - 凄く楽しくニヤニヤしながら読ませていただきました!ぜひ、優馬くんができてからのAnother storyも見てみたいです!! (2019年12月11日 22時) (レス) id: b96b11bd27 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29355号(プロフ) - 狂愛のやつです!! (2019年11月19日 14時) (レス) id: 55c49badb4 (このIDを非表示/違反報告)
ダッグ(プロフ) - 名無し29355号さん» パスワードはどのパスワードでしょうか?! (2019年11月13日 16時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
竜推しの夏里 - お疲れ様でした!番外編も、たのしみにしてますっ! (2019年11月13日 0時) (レス) id: bf3238cbd0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し29355号(プロフ) - 裏の方も見たいのですが18歳以上の接待できないのでパスワード教えてもらうこと可能でしょうか (2019年11月12日 23時) (レス) id: 55c49badb4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:タカノリ ダッグ x他1人 | 作成日時:2019年9月24日 2時