過 去 １ ページ2
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ゆら さんリクエスト
私と樹が出会ったのは小学六年生の時
EXILEさんのライブだった
翔平「 あっ！A！ 」
翔平とは、元々知り合いで
私のことはさんやちゃんなんて付けず呼び捨てだった
『 翔平！頑張ろうな！ 』
翔平「 うん！笑
あっ、コイツ俺の友達のいっちゃん！
仲良くしたってな 」
翔平の後ろに隠れている少し長めの男の子が私のことを怪しめのように見ている
そう、その男の子が樹
『 うん。よろしくね！いっちゃん！ 』
そう言って握手を求めても
樹「 ...よろしく 」
ボソッと、言っただけで握手なんてしてくれなかった
私はその行動で何故か
仲良くなりたい！っていう気持ちが強くなって
リハの時間毎時間樹に話しかけていた
『 いっちゃん！
今日ね、この曲の振りやるんだって！ 』
樹「 ...そうなんだ 」
頷くだけとか
一言だけで返ってくるなんて当たり前で
翔平に見せる笑顔は私に向けられなかった
翔太「 Aここの振り確認しよ？ 」
『 あ、うん！ 』
私はその頃、翔太と大の仲良しで
ライブもイベントも全て重なっていた
樹のことをちらちら見ながらリハをしたり
翔平と3人で話すことだって増えた
そんな私に樹が心を開いてくれたきっかけがある
『 ...いっちゃん？？？ 』
リハーサルの帰り
玄関を出ようとしたら、ベンチに下を向いて泣いている樹がいた
樹「 ...Aちゃん 」
『 どこか痛いの？悲しいことあったの？
Aに話して？？ 』
横のベンチに座って話を聞く
だけど最初は全然口も開いてくれなくて
逆に 翔平呼べ みたいな目で見られてたことぐらいわかってる
『 ...いっちゃんは、すぐ一人で抱え込むんだね 』
樹「 えっ？ 」
『 ...Aだって友達だよ
翔平だけじゃない
Aにも頼ってや 』
そう言ってニコッって微笑んだら
樹は、私の袖をそっと掴んで
樹「 ...お母さんに会いたい 」
ボソッと言った
その時は大阪公演で
樹の地元 福岡とは少しだけしか離れていないが
小学六年生だった樹にとっては
とてもかけ離れてる距離だった
『 ...なんで？ 』
樹「 ...ひとりでなにも出来ひんけん
翔平の横におるのが俺でええんかとか
Aちゃんだって
俺のこと嫌いになって離れちゃいそうで怖い 」
『 ...いっちゃん 』
樹は、頬に涙を流しながら
私の肩にデコを合わせてきた
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ダッグ(プロフ) - みうさん» えぇ！めちゃくちゃ嬉しいです(´；ω；｀)嬉しい言葉ばかりでこちらも泣けてきます笑ありがとうございます！ (2019年9月10日 16時) (
レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
ダッグ(プロフ) - 怜愛さん» 楽しんで頂きよかったです！こちらこそずーっと読んでいただきありがとうございました！ありがとうございます！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: edcee9181b (このIDを非表示/違反報告)
ちさドン♪(プロフ) - いきなりすいません…。リクエストをしたいのですがLDHTVの富士急とお花見の話が読みたいです!!お花見編はいっちゃんと主人公がチームで対戦相手はかずまこが良いです!! (2019年9月10日 15時) (レス) id: 5ded7fc983 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - いや、ほんとに泣きすぎってくらい泣いてました笑ほんと、占ツクでこんなに泣けるお話読んだことないです！これからも読み続けたいです！更新楽しみにしてます！ (2019年6月21日 18時) (レス) id: 24fb552c5d (このIDを非表示/違反報告)
怜愛(プロフ) - 完結か…楽しかったです！最高でした。もう最後ボロ泣きでした。感動をありがとうございます。これからも読み続けたいと思います！本当にお疲れ様でした！ (2019年5月7日 17時) (レス) id: e361b3196c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾀｶﾉﾘ ﾀﾞｯｸﾞ
| 作成日時：2019年4月19日 7時
