９．４ ページ26
『どどどどうすればいいの！？』
取りあえず、はよ逃げて！！
突然の事であたふたしている私に、声の主はびしっと解決策を提示てくれた
私は、少し前に戻ったばかりの舞空術で、家からの脱出を図る
慌てながらの飛行だったので、少しぐらついてしまったが、持ち前のスピードで、危機を回避することができた
逃げながらちらっと家の方を見ると、見るも無残に全壊している
なくなっちゃった・・・
少し悲しくなりながら、私は一旦、地面に降り立った
『今のは何だったんだろう』
声の主が今もいるか分からないため、独り言のつもりで呟く
すると、声の主は私の近くにいたようで、その答えを返してくれた
あれは、トランクスのギャリック砲。それに巻き込まれたブラックが、勢いよく飛んできたって感じかね
『とらんくす？？ぎゃりっくほう？？』
初めて聞く単語に、私は首を傾げる
ってか、トランクスってパンツのこと？
え？パンツが、あんな強そうな攻撃するの？ん？
考えれば考えるほど訳が分からないので、更に首を傾げた
すると、声の主は、少しため息を吐く
はぁ・・・。本当に忘れちゃったんだね、アンタ
『忘れた？』
声の主は一体何を言っているのだろうか？
まさに、何なのだ、これは！どうすればいいのだ？！だよ、助けてアンヘル
どうしよう、とひたすら悩む
『そういえば、ブラックやザマスは大丈夫かな！？』
・・・案内、出来るけど？
声の主の提案に、私は勢いよく、お願いします！と叫んだ
すると、イイよと言ってくれたので、さっそく連れて行ってもらう
でも、その前に、私に聞きたいことがあるらしい
ねぇ、彼の事は覚えてる？
『彼って？』
アンタが、１番大好きだと思う人
『ああ、ブラックの事？』
少しだけ、顔に熱を持ちながら言う
だって、私が１番好きな人って、彼しかいないもん
私が、ブラックだと答えた後、少しの間、沈黙が続いた
あれ、何か変な事言ったっけ？
どうしようと思いながら、お互いに何も発さない時間が続く
気まずい事この上ないが、どう切り出すべきかもわかんないしな
しょうがない
取りあえず、ブラックたちの所まで、案内してもらおう
『えっと、ブラックたちがどの辺にいるかわかる？』
・・・わかるよ。まず西に真っすぐ歩いて
私は、言われるがままに足を進めた
色々と気になることはあるけど、今は取りあえずブラックと合流しよう
私は、何かを忘れているのだろうか
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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (
レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください！ (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐーちゃん | 作成日時：2017年3月18日 2時
