第11話「IH予選までの道」 ページ44
Aside
5月中旬、いつも通りの練習を終えた夜。
西谷「ホントだスゲー！写真でけー！」
田中「だろー？」
東峰「なになに？…うぉ！？」
日向「なんスか？どしたんスか？」
田中「ホレ」
日向「？」
田中「今年の高校生で、“とくに注目！”ってなってる全国の3人の中に、白鳥沢の“ウシワカ”が入ってんだよ」
日向「白鳥沢って影山が落ちたトコ！！」
影山「うるせぇ！！！」
月島･山口「「くふふw」」
影山「何笑ってんだ！！」
日向「……で…“ウシワカ”…って？」
田中「なんだ、知らねーのか」
菅原「日向は“小さな巨人”ばっかだもんな」
田中「ウシワカっつーのは、県内では間違いなく今NO.1エースの、牛島若利だ」
澤村「うーん。これぞまさに“エース！”って感じだよなァ。………」
東峰「オォイ、なんでこっち見てる！」
チーン…とヘコむ旭さん。
菅原「影山、こんな奴居るトコ行こうとしてたんだなァ」
田中「そんでアレだろ、超高校級エースに向かって“もっと速く動けへたくそ！！”とか言っちゃうんだろ？？」
影山「言いませんよ！」
A「なになにー？なんの話？」
日向が持っていた月刊バリボーを覗く。
田中「おぉ、A！いやー実はな、今年とくに注目する高校生っつーやつでウシワカが─」
A「あ、若じゃん」
田中「……え」
A「まぁあいつ、３本指に入るしなー」
「「「「「…………」」」」」
何故か急に静かになって、顔を上げると、皆がこちらを見て驚いていた。
A「エッ…なんスか」
田中「おっ…お、お前…ウシワカと知り合いなのか！？」
A「え……いや別にっ？」
田中「うそつけ！！」
澤村「A、ウシワカと知り合いなのか？」
A「あー…まぁ、はい。中学の時、ちょっと色々ありまして。……まぁ、良い思い出は無いですけどねぇ」
菅原「A！顔顔！顔怖い！」
そんなに怖い顔してたかな？？ま、良い思い出無いのは事実だし…私はあいつが嫌いだからな！！無くていいんだけどねッ！！！！
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ミカサ(プロフ) - すみません！パスワード書いてあったの気づきませんでした！ (2月23日 16時) (
レス) id: a4e2fbbecf (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ(プロフ) - こんにちは！一番最初から読みたいのですが、パスワードがかかっていて読めないので、教えて欲しいです！！ (2月23日 16時) (レス) id: a4e2fbbecf (このIDを非表示/違反報告)
大福好き(プロフ) - ヒナどりさん» そうなんですね…私も猫被りまくりですよ笑。続編はあります。←更新は不定期ですが… (2022年5月15日 18時) (レス) id: 80560d8d1d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナどり - すみません、間違えました、作品を見させてもらいました。私も夢主みたいに友人、家族にも性格を偽ってピエロみたいな生活をしています。これを見て、自分も頑張ろうと思いました。この続き気になります！これからも頑張ってください！ (2022年5月14日 21時) (レス) id: c8eb7115c1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナどり - こんにちわ (2022年5月14日 21時) (レス) id: c8eb7115c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福モチ | 作成日時：2021年12月13日 20時
