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『え、これ突っ込んだ方が良いの？』
デート撮影を終えて練習室に合流すると、壁倒立をする男達が6人。
YT「体幹…… 体幹……！」
どうやら体幹トレーニングのつもりらしい。
頭に血が上っている状態の悠太くんが、苦しそうに答えてくれた。
JH「お、俺も〜」
『えー、じゃあ私も？』
悠太くんのやることならなんでも真似をするジェヒョンが列に加わるので、私もその隣で倒立チャレンジ。長いものには巻かれておく。
……いや、なんだこれは？
よく分からないまま辞め時も見つけられず、だんだん耐久レースのようになってきたので続けていると、突然ジェノが部屋を開けた。
Jn「チソン〜 今度のレコーディングの前に…… どうしたの？」
JS「ヒョン…… 写真、撮って……」
JM「ジェノ、早く、早く、写真……」
JS「え、写真？！写真撮ればいいの？！」
チソン、ジェミンのドリーム組に写真をせがまれたジェノが記念撮影をしたところで、相変わらず誰も状況を把握できないまま やっとみんなの上下を元に戻す。
HC「わあ…… マジで、キツかった……」
LC「もう一回やる？！」
WN「え、もういいよ」
Jn「え、なんでこんなことしてたの？A組のルーティン？そういう宗教？」
『いや？私がジェヒョンと入ってきた時にはもうみんな逆さまだったよ。なんでこうなったの？』
反対端にいるウィン子に視線をやり声をかけると、隣のルーカスと目を合わせて なんでだっけ？とふたりも分からないらしい。ヘチャンはもう死んでいる。
この部屋で今から練習を始めようとしているのは、通称 A組と呼ばれる8人。
悠太くん、ジェヒョン、ウィン子、ルーカス、ヘチャン、ジェミン、チソン、それから私。
何を隠そうこのチームは、紅一点である私を絶対的なセンターとして置く為だけに結成された、最新のNCT Uなのだ。
このプロジェクト自体が始動したのは実は結構前で。
前回のNCTフルメンバーでの活動があった時には既に、次回は必ずA組の曲を1つ作ろうという約束だった。
目的は、ボーカル曲以外でも「テヨンがセンターではないユニット」を作ること。
これまでのNCTは、ドリームやバラードを除けば結局テヨンオッパ頼りな印象がどうしてもあった。
そこで、それを払拭するために抜擢されたのが私。
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ゆゆ(プロフ) - ひかるちゃんさん» コメントありがとうございます！そんな風に言っていただいて本当に嬉しいです。最後までそう思っていただけるように頑張ります！ (2020年10月25日 18時) (
レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
ひかるちゃん(プロフ) - まじで構成も良いし面白すぎる。歴代史上最高に好きな作品！です！！ (2020年10月25日 13時) (レス) id: a4b03772ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます！1Dさんの曲、早速調べて聞かせていただきました……！とても素敵で、こんな素敵な曲を思い出す物語だと思っていただけることが嬉しいです。これからも応援よろしくお願いいたします。 (2020年10月24日 10時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - このお話見ると1Dのperfectっていう曲思い出します。めっちゃ好きですー！！！ (2020年10月24日 9時) (レス) id: 6ef14b21ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Fly2daskyさん» コメントありがとうございます！応援していただいて本当に嬉しいです。これからも楽しんで読んでいただけるよう更新がんばります！ (2020年10月23日 2時) (レス) id: e6590da59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2020年10月16日 23時
