さんびゃくよんじゅうに。 ページ43
ルフィが遊園地に行かないかと言ってきた。
行くってお前……遊ぶだろ。一応「隠れる」って言い訳もしてきてるんだけど所詮言い訳だろう。お前、遊ぶだろ派手に。
「……ん？」
後ろに…………居るな。
「…？誰だお前！」
パシフィスタ。早いじゃないか。店出てものの5分だよ、何も買えてない。このあと休む暇もないんだよな…。僕はどこに飛ばされるんだろう。ここに隠れて白ひげ海賊団が来るのを待つってのもありだなァ。
目の前のパシフィスタはつけていた手袋をとった。
本物だとそこに肉球が…ついてるんだよな。ついてない、うんパシフィスタ確定。
「さがれルフィ！！そいつは七武海の1人だ！」
「『七武海』！？何で…皆揃って知ってんだ！？」
「
出たのはビーム。ルフィとチョッパーが目を輝かせた。それどころじゃないぞー。
小手調べに胴体を中心として引力を発生させた。
「……まあ…そんなに柔らかくない…よね……！」
潰れない。
力を強くすればするほど使う呪力も多くなる。僕はそんなに呪力多い方じゃないから、最初の最初から多く使うのは避けたい。攻撃避けるときとかに使おうそうしよう。
「先に言っとく、僕には頼るなよ！潰そうとしても効かない！危なくなったら逃してあげるけど、そんなばんばん使える訳じゃあないからね、僕のも！」
「わかった！」
「あんときゃよくも…やってくれたな！！”
命中したけど吹っ飛んだだけでそんなに効いてなさげ。
「やるしかねェな…！あん時はオーズ戦の直後だった…体力がある今とは違う…！」
「いや、本人でもなさげだけど。」
「…？どういうことだ」
「あいつね……そもそも人じゃねェ。」
『は！？』
「まあ聞け。僕の目はいろんな情報を集める事ができるんだけど。あいつ…………サイボーグ、みたいな……ロボット？どっちかはわからんけど、とにかく
「……スリラーバークで、あいつに斬りかかった時…肩が機械仕掛けだった。そのせいじゃないのか？」
「違う。人と無機物はめちゃくちゃ違うんだよバカタレ。っつかそもそも手のひらが違うだろ、肉球が無い。」
「あ、ホントだ…」
とにかく消耗することはおすすめしませんよ、と。
そもそも大将も来てるしね。ここでボロボロになっちゃあダメだろうに。
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作者名：あんちょび | 作成日時：2022年9月27日 17時
