さんびゃくさんじゅうはち。 ページ39
……「もはや老兵」とか。
それなりな覇王色ぶっ放した奴が何言ってんだとツッコんでやりたい所だけども、外が海兵の気配だらけでそれどころじゃない。トラ男とキッドも共犯扱いされてらァ。ウケる。
キッドがもののついでだからお前らの分まで海兵掃除しといてやるよみたいな事を言った。
それを黙って聞いている程ウチの船長は優しい性格じゃあない。トラ男と並んで外に出てった。…うんまあ外の奴らはあいつらに任せときゃあいいや。数だけでそんな強い奴は居ないし。
ケイミーさんとヒトデを背負ってよし外出るぞと出入り口を出た頃には敵陣壊滅状態。ルフィはちんまくなっていた。
「おいおい、イキナリこれかよ……!」
「あの2人も当然の様に能力者か!!」
「スン!!…スンゴーーー!!目を疑いますね!!……私!!目!!ないんですけどーーー!!!」
「1人で楽しいかいブルック?」
「何だそりゃあ、麦わら屋……締まらねェなァ…!」
「そうか?」
「これでひとまず”陣形”もクソもねェだろう」
1人で楽しいかいブルック?変にハイテンションじゃないか、大丈夫かい?それが90台のノリなのか?……あれ、今ブルックって精神年齢いくつなんだ?
…今考える事じゃないか。ブルックの事なんて分からない事しかないからなァ。内蔵無いのにどうやって食べた物消化してんのかなァとかどうやって考えてるんだろうなァとか(脳みそ無いから)。考えだしたらきりがない。
「裏口より人質3名の身柄を確保!!迫撃砲は能力者以外を狙え!!」
「銃撃隊後列へ!!全兵一斉攻撃を開始する!!海賊共を討ち取れーーっ!!」
わあすごい。打ち取る気満々だねェ頑張れ頑張れ。
サンジからこの後どうするかを簡単に聞かされた。
トビ猿ライダーズを呼んでいるので、右斜め前方に居るあいつらの所に集合すること。もしはぐれたりしたら、8番GRのぼったくりバーなどというぼったくる気が全面的に押し出されている所に行く事。
……まあ皆で固まって一点突破でいくから、はぐれるなんて事はゾロ以外そうそうないだろうけど。
お前らも海賊の仲間か、と海兵に銃を突きつけられた……デュバルか。名前一瞬出てこなかった。その海兵らをロビンがごきごきっとやる。
道はできたので、ケイミーさんとヒトデを背負っているフランキーと冥王を先に通らせる。
最後にナミの”サンダーボルト=テンポ”で追ってきた海兵を一掃して脱出成功。はぐれる事もなくぼったくりバーまでたどり着いた。
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作者名:あんちょび | 作成日時:2022年9月27日 17時