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さんびゃくにじゅうご。 ページ26

体重の軽さを利用した大ジャンプ。飛ぶねェブルック。
そして原理が分からない技で敵を眠らせて、海面ぎりぎりまで落ちてきた所を攻撃。

「やるなーブルックの奴!楽しくなってきた!おれも行くぞっ!!」
「あっ!ちょっとルフィまたあんた!!」

腕を伸ばしてトビウオに捕まったルフィ。
……海には落ちるなよ?もう僕回収しないからな?

そのまま家に突っ込んでいった馬鹿もとい船長は放っておこう。
トビウオ達が「編隊を組め」とか何とか言っていた。隊列組んでくるのかね。あ、フランキーお前の事じゃないから。そんないちいち反応しなくてもいいよ?

「皆なんか……強いね?」
「え?」
「いや……強く…なったなァ…………と?」
「疑問形に疑問形で返さないでよ…」
「こんな短期間で成長する人ってそんな見たことないからさァ。とりあえず褒めてるって受け取っとけば。…僕あそこの組潰してくるね。」
「ええ、…?」

ナミは褒めても照れない人だったか。皆の事を褒めてたからかなァ…どうでもいいや。

ちょいちょいちょいのちょちょいでトビウオを潰した。弱いんだよ君ら。
ちょっとトビウオの数が減ったかなくらいの時に、ルフィが突っ込んだ家から出てきた。仮面のやつと牛も一緒だとか。

「”モロバト”の声だ」
「ヘッドだ!!」

「バタバタと叩き落されやがって!!」

と言って出てきたのは、人の身長の2倍くらいある……牛?水牛?とにかく牛の仲間と、それに乗った仮面を被った奴。
…あいつが”ヘッド”か。

「殴ってきてもいいよな」
「いや待てまだあいつのターンだ」
「戦闘にターンもクソもねえんだよ、ウソップ君」
「よおし言い方を変えよう…怖いから守ってユキヤ君!!!」
「…………。」

ウソップって……こんな奴だったかなァ…?
…あ、僕があいつを殺すつもりだとか思ってるのかな。

いや過保護か。

「おれは好きでこんな人攫い稼業やってんじゃねェんだよ!よくわかってるよなァおめェら…!」
「勿論ですヘッド!」
「めでてェ日だ…今日は……!!!殺したくて殺したくて夢にまで見たその男が!今おれの目の前にいる…!ありがてェ…神様ってのァいるんだなァ…!ある日突然おれを地獄のどん底へと突き落としやがったその男!おれは今日ここで、たとえ刺し違え様とも…必ずお前を殺す!!!」

サンジに用があるらしい。どうぞお好きに。本気でサンジが殺されそうになったら殴り飛ばすけど。
ここらへん、どんな展開になったか覚えてないんだよな。

さんびゃくにじゅうろく。→←さんびゃくにじゅうよん。



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作者名:あんちょび | 作成日時:2022年9月27日 17時

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