。 ページ19
避けたらエースに当たってしまう
俺はそこから動かなかった
相手は動揺しているのか命中率が低く、俺の肩を掠めただけだった
貴「ダダン！！ルフィとエースを連れて山を降りろ！」
ダ「なっ…」
貴「はやくしろ！！」
普段より口調を強めて言えば、ダダンはルフィを担ぎ上げた
ダダンは次にエースを担ぎ上げようとすると
エ「何言ってんだ！！俺は逃げねェ！！」
そう言ったエースに戸惑う
貴「…エース、今の御前じゃ足手まといだ」
こんなこと、思ってもいないし、言いたくもなかった
しかし、これ以上エースを傷つけるわけにはいかない
驚いて呆然とするエースをダダンに任せ俺はブルージャムとの交戦を開始した
時間が掛かったが、漸くブルージャムをひれ伏せた
とどめは指していないが、この火事だ
急いで逃げなければいけない
炎が肌を焼いていくが、気にせず俺は走り続ける
じいちゃんに鍛えられたお陰で、最初の一発以外攻撃が当たらなかった俺は、すぐに不確かな物の終着駅から脱出した
家の扉を開ければ俺の爛れた肌を見て皆ギョッと目を丸めていた
ルフィは泣きながら抱きついてくるもんだから、痛くて俺は泣きそうだった
すぐに手当てをしてもらった
マ「この、腕の火傷は残るかも知れねェ」
貴「そうか」
別に気にならなかった
エースやルフィを守れたんだ、それでいい
俺は療養？とかいわれて数週間、家から出られなかった
今日もひまだな〜と思いごろごろしているとドグラが慌てて帰ってきた
ド「サボが！！！」
話を聞いて絶句した
ルフィとエースはサボを殺したやつを殺しに行くとか言ってたけどダダンに止められていた
俺は只ひたすら悲しかった
また大事な人を失ったから
でも今の俺には悪魔の実の能力がある
今日の夜、夢でどうにかしてサボを引き返させよう
そう思いながら一日を過ごした
.
.
冥界の入り口に来たあと、俺はずっとサボを待っていた
しかし、どれだけ待ってもサボは来かった
朝になったらしく、俺は目を覚ます
サボは現れることがなかった…と言うことは、死んではいない！
安心してほしくて、エースやルフィに伝えようと思った
でも、二人はサボからの手紙を読んで、昨日決意していたことを思い出した
…、俺だけ知ってるってのもなんだけど
いつか会える日を願って、今は黙っておこう
。
流れ早くてごめんなさい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 409人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yozakura - すいませんガチで泣きました(泣)良い話ですね (2020年5月1日 8時) (
レス) id: c24485d68c (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - さーちゃんさん» 読んでいただきありがとうございます！！名前変換ができるようにしているんですが…、私の端末では変換できるのですが、名前を入力してもできないですかね？(涙)教えてくださりありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月29日 12時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 名前変換ができてないです。変換されてないページは､最初から最後までの話の中の"名前"を使う時全部です｡変換する場合は､かっこをつけないと変換できないです…生意気ですみません!お話は､物凄く良くて号泣しました｡とても良い作品です!更新頑張って下さい！ (2019年9月29日 11時) (レス) id: 577dc20b2d (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - ユウさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！！そう言ってもらえて嬉しい限りです(涙)私も書きながら泣きました()ありがとうございます、頑張ります！！！ (2019年9月16日 18時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - めっちゃ感動しました。本気で泣きそうになりました...。こんな文章を書けるなんて凄いです！尊敬です！更新頑張ってください！！ (2019年9月16日 17時) (レス) id: ed90e02b61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月13日 1時
