20-邪魔者達*JS ページ20
沙耶 「もしもし？」
「は？」
「どうして・・・」
「はぁ・・・」
その後も沙耶の電話は止まらず僕はそのまま立ち尽くしている。
バ「どうぞ座って。」
バーテンさんが気づかないうちに僕の後ろに来て小さくつぶやく。
うつむいていた顔を上げる。
バ「それに。君のお仲間さん、来てますよ。」
そう言われて振り返ると体を伸ばしてこちらを見ている見慣れた顔が二つ。
ニヤニヤした口元を張り付けたまま手を振っていた。
JJ･YC「ジュンス。」
JS「・・・・何してるのぉ」
二人に名前を呼ばれてようやく僕の足はそこから抜け出すことができた。
JJ「ほら、ここ座って。」
YC「もう会った？」
興味津々に僕の顔を覗き込む。ため息をつきながら席に座る。
JS「会ってない。」
二人の視線が突き刺さる。
JJ「なっにしってんのさ！早く会って来いよ。」
YC「そーだ、そーだ！」
JS「だって・・・」
YC「だってじゃないぞ！」
JJ「そうそう、ジュンスは行動の男だろ？」
JS「でも・・・」
不穏な影は闇を纏い密やかに忍び寄る。
僕たちは言うこと、言われることに懸命で、その一瞬、自分たちが誰でどうしてそうしているのかも忘れてた。
？「こんばんわ〜、メンバーで飲みですか？」
突然声を掛けられて揃って顔を向けた。
うん、やっぱり見ちゃいけない人だ。どうして・・・・ここに？
？「ご一緒してもいいですか？お話を少し伺ってもよろしいですか？」
ユチョンを付け回している記者さんはなんとも仕事熱心だ。いや、日本まで付いてきたことだけみたってそうだけどこんなところにまでなんて・・・
バ「お待たせしました。ご案内します。こちらへどうぞ。」
バーテンさんは気が付いたように僕たち３人を促し個室へと案内してくれた。
バ「余計なことしてすみません。あの人いなくなったら教えますので。」
僕のウーロン茶とヒョン達のアルコール、それからいくつかの食べ物を置いて扉を閉める。
JJ「どうする？」
YC「どうしようもないよね〜あの人の前で沙耶とジュンスがあう訳いかないし・・・」
JS「・・・」
YC「ジュンスゥ、ごめんね？」
JS「・・・可愛い顔したって許すもんか！」
YC「ウヒョ！ヒョン！！聞いた？ジュンスが俺のこと可愛いって。」
JJ「はいはい。聞きました。で、ジュンス、本当にいいの？会わなくって。」
ジェジュンヒョン。。。ユチョンのこと適当に流したね。
21-もどかしい時間*JJ→←19-この扉を開けたら君はいるのに*JS
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革ベルト
ラッキーカラー
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しんち(プロフ) - のこさん» ありがとうございます。なかなか更新できず・・頑張ります。 (2018年12月8日 22時) (
レス) id: b9b1b5a8d9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - お久しぶりの更新、嬉しいです！…読めば又切なさが蘇ってきて、ちと辛くもあるのですが… (2018年12月8日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» こちらこそありがとうございます。蛇足な話なのにそんな風にいっていただけると。もう少しなのでご愛顧のほどを。 (2017年4月11日 0時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
嫁(プロフ) - 更新ありがとうございます。切ない恋も人生ですね。簡単にはいかないから人生なのかもと思っています。 (2017年4月8日 16時) (レス) id: cc86b7eb97 (このIDを非表示/違反報告)
しんち(プロフ) - 嫁さん» ありがとうございます。いつか。わかってもらえるとうれしいなぁ。と私も思ってます。同じ気持ちでいていただいてすごくうれしいです。 (2016年6月25日 23時) (レス) id: c77ad45416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しんち | 作成日時：2013年11月22日 1時
