拝啓邪神様方、人前で変なことを口走るのはやめてください！！【名探偵コナン】

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ポアロを出たあと、コナン君に人気の無い公園へと連れていかれる。

『…どうしたの？コナン君。こんな場所に連れてくるなんて。』

コナン「聞きたいことがあったから。
…ねぇ、詩織さん。もう一回だけ聞かせて。本当にお姉さんは悪い人じゃないんだよね？」

『…私自身は、正義の味方でいるつもりだよ。まぁ何回か違法なことしてるけど、たくさんの人の命を守るためだからさ…。
あ、警察とか安室さんとかそういう感じの人たちにはコレ内緒ね。』

実際、元(前世)警察官だとはいえ、今世は警察でもなんでもないから、拳銃なんて持っていれば銃刀法違反である。
…でも正直、拳銃があった方が色々と便利だし、何よりどうせ残りの弾は5発。
毎ターン3発ずつ打てば、戦闘ラウンドにして約1.5ラウンド分だから多分すぐ使いきるだろう。きっと。

目の前のコナン君からダイスの音。
きっと、心理学だろうが嘘は言っていないから平気だ。…コナン君がファンブルさえしなければ。

コナン「うん、嘘は言ってなさそうだね。…分かった、僕は詩織さんを信じるよ。もう、あまり疑わないようにする」

『ありがとう。…でも、あまり疑わないようにする、なんだね。
そうそう、改めてコナン君に忠告。
私が心身喪失状態になって、精神病院に送り込まれるか、目から光が完全に無くなったら、私に極力近付かない方が良いよ。
そうなった時の私が、コナン君たちに危害を加えないとも限らないから』

そう、コナン君に言うと、私の真剣そうな様子に何かを察したのか、素直に頷いた。

『…よしよし。そろそろ暗くなってくるし、コナン君もお家に帰りなさいな。
ロリショタコンのルールを守らないショタコンに遭遇しないとも限らないからね』

コナン「…え、何それ…って言うか詩織さん、まさかショタコンなの…？」

『いやいや、違うよ？
でもね、たまにいるからさ、YESロリショタNOタッチっていう基本中の基本を守らないやつ。』

特に、この犯罪都市なんて出てくる確率大幅UPだろう。
…ちなみに、前世の私が神話的事件に巻き込まれていないとき、大概こういうやつを見つけてはしょっぴいていた記憶がある。何でだろう。

第10章〜恐るべき時の腐肉喰らい〜→←・

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