幸せのかたち5

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重岡side





初めて神ちゃんとリアルに突撃する日



ほんまこのロケなんも聞かされないねんで？



毎回毎回このロケバスの中そわそわすんねん笑






やから俺も神ちゃんも寝れへんくて。




重「なぁ、今度出す新曲どーやって作ったん？」




神「えーーなんやろ、楽器弾いとったらメロディー浮かんできて、そっから作ったって感じかなぁ」




重「やっぱ楽器弾けんのええよなぁ」







なんて話で盛り上がってたら着いた先は



田舎。笑







ロケバスから降りたらもう収録始まるから気合いを入れ直して2人で降りた









・









神「今回はなんでしょう、」



重「むっちゃ怖いねんけどーーー」





″触っては行けない危険なものを扱う工場″








スタッフさんから渡された紙には

いつも通りよくわからへん目的地







とりあえず行くかって歩いてたら見つけた赤いもの。









重「すいませーん、なんですかそれ、トマトですか？」





「これは唐辛子です！」









はい、



なんとなくわかっとったけど、もう最悪や









隣を見れば神ちゃんも死んだような顔しとって。


WESTの中でも俺ら辛いの苦手ツートップやねん。









重「ちょちょっと待ってくださいね。」





神 (ほんま無理やねんけど、)



重 (ヤバいな、神ちゃん体調悪なったら言ってな？)








神ちゃんはほんま辛いのに体が反応しよる体質で、

喘息も持ってるから何が起きてしまうかわからへん。








表では絶対無理するやろうから俺がちゃんも見とかな。









早くも顔色が少し悪くなる神ちゃんを横目に


案内してくれる人のところへ行ってロケを再開した

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