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熱があるなんて関係ないようないつもの流星に
なんか拍子抜けしてしもうて。(笑)
「……ぇ、
そやなぁ、楽しかったな、流星のおかげや
ありがとう。」
「……みんな、ええかお、してた、けほっ、」
「おん、ほんまに、
楽しかった俺も。」
「……けほっ、はまちゃ、おれ、
ウエストに、貢献できとるって、おもえるの、
これやねん、っ、なぁ、」
……あぁ、この子がここまで頑張る理由がはっきり
見えた。
頑張ってることをアピールしたりせえへんし、
俺、こんなん作ってすごいやろって
自慢したりもせえへん彼。
そんな彼には深い信念があって、
内に秘めてる思いは人一倍強い
それが流星のいい所。
「……流星はほんまに、、すごいんやな、」
そんな当たり前の言葉でしか伝えられない
もどかしさに変な顔になっとるであろう俺に
また流星はへへっと笑って
「……はまちゃんも、な、」
とろんとしてる癖に真っ直ぐな目で言うもんやから、
思わず流星の
少し伸びた髪の毛をわしゃわしゃしてもうた。
「……よっしゃ、寝よか。
今日ははまちゃんも隣で寝るわ、
ベッドでしっかり寝るで」
「……連れてって、」
「ふはっ、やけに素直やんけ(笑)
ええよ、ほら、行くで」
こんな流星も悪くない。
そんなこと思いながら、
熱い流星の手を優しくとって立ち上がれば、
大人しく俺の手をぎゅっと握って着いてきた。
「……んしょ、寝れるとええな、」
「……けほっ、ふぅ、っ、」
「大丈夫大丈夫。」
しばらく咳を繰り返してた流星は
30分後、ようやく眠りにつけたようだった。
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きりまる(プロフ) - うちゅう様コメントありがとうございます!楽しんで頂けたら幸いです☺︎ (2022年8月22日 15時) (レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
うちゅう(プロフ) - tomorrowとfuturity、大好きでつい最近読み返したところだったので、続編すごく嬉しいです!ありがとうございます! (2022年8月8日 0時) (レス) @page10 id: a184c6c103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりまる | 作成日時:2022年7月24日 19時