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「……はいよ、熱高すぎるからちょっとだけやで、
シャワーは、」
ゆっくり俺に持たれながら立ち上がった彼と共に
脱衣所に行けば
ふらふらと浴室に入っていく流星
「まって、流星、俺も入るで？
ここで倒れられても困るから」
「……ん、」
なんの躊躇いもなく俺が後から入るのを許す彼は
いつにもましてぽわぽわくん。
ちょこんと風呂椅子に座った彼の体を
優しく洗い流してやった。
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「流星、こっちおいで、……って、流星？
……ゎ、っと、」
最低限でササッと済ませたシャワー
はよ拭いて暖かくせんと、って思ってたら
ぼーっと俺の後ろに立ってた流星が
ふらっと倒れそうになるもんやから
慌ててバスタオルで包むように流星を抱きしめた。
「……流星、？流星、聞こえとる？」
「……ふぅ、はぁっ、はぁっ、ふぅ、」
「ぁら、苦しい苦しい、
待ってよ〜、落ち着こっか。ゆっくりな」
「……ふぅ、けほっ、けほっ、はぁっ、」
「やっぱこの体に熱いのはあかんかったな、
ごめんごめん、」
バスタオルをぎゅっと握りしめて
必死に呼吸しとる流星はもう顔が真っ赤
また熱上がってしまったなぁ
「流星、ちょっとしんどいやろうけど、
パジャマ着て、リビング行こう
ここやと落ち着こうもんも無理やわ」
「……けほっ、けほ、っ、んっ、」
されるがままに座り込む流星は
着替え終わると俺に向かって両手を差し出してきて、
「……ぉ、珍しいな、
しゃーないかこんな辛いからだやもんな、」
ゆっくり抱っこしてやれば、
へへっと力のない笑顔を見せた。
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きりまる(プロフ) - うちゅう様コメントありがとうございます！楽しんで頂けたら幸いです☺︎ (2022年8月22日 15時) (
レス) id: e2c0ca874d (このIDを非表示/違反報告)
うちゅう(プロフ) - tomorrowとfuturity、大好きでつい最近読み返したところだったので、続編すごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年8月8日 0時) (レス) @page10 id: a184c6c103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりまる | 作成日時：2022年7月24日 19時
