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「ふふ、Aさん、かわいいね」





そう言って、私の手をゆっくりとはがして、何故か掌にチュッと音を立ててキスされた。





(ちょっと!ジミナ!)





その行為に驚いて手を引っ込めようとしたけれど、ジミンさんに再びその手を掴まれてしまう。





「じゃあ、オレは?」





「え?」





にっこりと目を細めながら、徐々にジミンさんが距離を縮めてくるから、思わず。





「離れろジミナ!」





キムテヒョンが乱暴に手を振りほどいて、ぐいっとジミンさんの顔を押しのけた。





「あーあ、変わっちゃった」





入れ替わったキムテヒョンにジミンさんが大げさにため息をついて、しげしげとキムテヒョンを見つめて言った。





「おまえはやっぱりイケメンだね」





「なんだよそれ、ていうか離れろ」





キムテヒョンに変わったら変わったでやっぱりべたべたとしてくるジミンさんをぐいぐいとキムテヒョンが押す。





「ね、Aさん、答えはもう出てるでしょ?」





キムテヒョンの肩に手を回しながら、ジミンさんが言った言葉にギクリとした。





「なんだよそれ」





訳がわからないといった不満気なキムテヒョンが気づかなくて良かった。






キスできない理由にあなたが気づかなくて、良かった。





*作者より*
更新が停滞してますが、そろそろラストスパート・・・のはずです。感想など頂けると嬉しいです!引き続きよろしくお願いします。

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Couldbe(プロフ) - 侑さん» ありがとうございます!わぉ、なんて嬉しいお言葉!私もふたりのやり取りを楽しく書くことができた作品でした。ありがとうございました! (2022年12月12日 14時) (レス) id: 451ed8da22 (このIDを非表示/違反報告)
Couldbe(プロフ) - k.nさん» ありがとうございます!このお話はテヒョンが戻って主人公に会うシーンが最初に浮かんでたんです(笑)。なので、本当は再開してからの部分を多く書くつもりだったんですけど終わらせてしまいました(笑)後日談、ご要望が多ければまた書こうと思っています♪ (2022年12月12日 14時) (レス) id: 451ed8da22 (このIDを非表示/違反報告)
Couldbe(プロフ) - キムチゲルさん» ありがとうございます!そう言って頂けるととっても幸せです。妙な設定で始めたお話だったので不安もあり、でも楽しんでもらうことができて良かったです!ありがとうございました! (2022年12月12日 13時) (レス) id: 451ed8da22 (このIDを非表示/違反報告)
Couldbe(プロフ) - うかさん» ありがとうございます!ドキドキきゅんきゅんして頂けたなら本望です〜。次の作品もキュンを目指します♪ (2022年12月12日 13時) (レス) id: 451ed8da22 (このIDを非表示/違反報告)
Couldbe(プロフ) - keiさん» いつもコメントくださりありがとうございました!もうちょっと続けたかった気もするのですが切りよく終わりにできたかなと思っています。次の作品でもkeiさんに楽しんでもらえるように頑張りますね。ありがとうございました! (2022年12月12日 13時) (レス) id: 451ed8da22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Couldbe | 作成日時:2022年8月9日 17時

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