09 ページ10
Aside
「よくこんな毎日耐えられるねぇ」
ぼそっとつぶやく私。
それを太宰が聞く。
そしておぞましい言葉を発する。
「Aがいるからじゃあないか!!君がいるから私はこんなにも面倒臭い毎日に耐えられているんだよ!」
「アーソーデスカー」
「お塩だね」
「逆に乙女に反応したら私じゃないでしょ?」
こんな私達の会話を聞いていた、某ファンクラブの(失礼かな?)モブの女の子達がチクチクした目線を送ってくる。
またいつものが始まる、かな?
「何なの、あの女!」
「太宰くんの彼女面?意味わかんない」
「何様のつもりなのかしら?毎日毎日懲りない女ね」
「大体あんな女が太宰くんに釣り合う訳ないのにね」
馬鹿みたい。
「いや別に釣り合うとかどうでもいいから……」
ギロっと睨んでくる皆様。
おお怖いー。
…………怖そうじゃないとか言わないで。
女の子達を一瞥し、太宰がぽつり。
爆弾発言。
「今日も、君のファンクラブの男の子達が凄いよ〜。嫉妬するなぁ」
27人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わたあめ(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしておいてください(´˘`*) (2018年5月14日 17時) (レス) id: 17827470a4 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年5月14日 16時) (レス) id: c5df0e4c03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わたあめ。 | 作成日時:2018年5月14日 15時