CASE:36 別に俺は優しかねぇよ。【松田Side】〜揺れる警視庁 1200万人の人質[前編] �Α� ページ38
【松田Side】
松田「別に看護師がやりたくない仕事ってわけでもないだろうが、ずっと
そこまで言うと、Aが本格的に声を上げて泣き始める。
A「松田っ…先輩は、優し…すぎますっ！……うぅ、うぅ…ふわぁぁん――。」
そう言うAの声は、少し
松田「別に俺は優しかねぇよ。こんな時ハギなら、自然にあんたのこと抱きしめて…慰めてんだろ。本当の優しい男って、そんな奴なんじゃねぇの？…俺は、生憎そんな器用さは持ち合わせてねぇし…だいたい、あんたも嫌だろうからな。３年ぶりに再会した、“恋人でもない男”に抱きしめられるなんてよ。……ただ、泣いてるあんたの
(何言ってんだ、俺は！つーか、こっからどーすりゃいいんだ。わっかんねぇ！)
自分の発言に驚いて、急に恥ずかしくなった俺は座っていた椅子から立ち上がり…窓から外を見る。
すると、すぐにAから呼ばれたので振り返った。
A「あ、の…松田っ…先輩。――っ！やっ、ぱり何でも…ないです…。」
松田「何だよ…。何かしてほしいんなら、言えよ。」
A「戻ってき――っ。ココに座ってて…傍にいてっ…ほしいです…。」
まだまだ
A「今だけで、いいですから…。」
松田「フッ…。じゃあ、どうせなら手ェ握っとけよ。…安心、するんだろ？その方が。」
A「松田先輩――。…はい。」
そう返事した後、俺の手を握ったAは…また涙腺が緩くなってきたのか10分ぐらい静かに泣いていた。
その間、ドアの向こうに桜庭らしき人影を発見したが…戻ってくる様子はなかった。
――気ぃ遣ってくれたのかもしれねぇな。
・
・
・
松田「――そういやぁ、さっき『お兄ちゃんっ！』ってうなされてたが、司のどんな夢見てたんだ？」
Aの嗚咽が止まりつつあるタイミングで、俺は疑問に思っていたことを聞いてみた。
A「お兄ちゃんが、【鎌を持った
CASE:37 爆破予告の暗号文。１【松田Side】〜揺れる警視庁 1200万人の人質[前編] �� 〜→←CASE:35 忘れるこたぁねぇし……泣けよ。【松田Side】〜揺れる警視庁 1200万人の人質[前編] �ァ�
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真桜(プロフ) - ゆーちゃんさん» 素敵なイベントを企画していただきましてありがとうございます。これからも更新頑張りますので、気長にお付き合いいただきましたら幸いです！ (2023年2月16日 22時) (
レス) id: f4843bb162 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - イベントご参加ありがとうございますっ！今ログイン外してますが主催者です。松田さん推しなんだめっちゃ嬉しいです💕内容もとても素敵ですね……！ (2023年2月16日 13時) (レス) id: 51b4a898de (このIDを非表示/違反報告)
真桜(プロフ) - 星空ブリキさん» めちゃくちゃ面白いなんて言っていただいて、こちらこそ涙です！ありがとうございます！これからも更新頑張りますので気長にお付き合い下さい！ (2023年2月11日 13時) (レス) id: f4843bb162 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - コナンくんのお話募集で見かけましたが、めちゃくちゃ面白いです! じんぺーちゃん大好きなので(語彙力低下&感動の涙)嬉しいです! (2023年2月11日 11時) (レス) id: 1b71b0aa8f (このIDを非表示/違反報告)
真桜(プロフ) - マリイさん» コメントありがとうございます。私も、松田さん大好きです！これからも更新頑張りますので、どうぞお付き合い下さい。 (2023年1月15日 10時) (レス) @page11 id: 82ec522b20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真桜 | 作成日時：2022年12月24日 0時
