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続き ページ6

学校でもどこか、憂鬱な日々は続く。




朝から親と喧嘩して疲れ切っていたのに。


しかも今日は大嫌いな自習の時間があった。


音の響きが自分に刺さって、ストレスに感じてしまう自分にとって、

周りがざわざわしてるこの環境は地獄でしかない。


息が苦しい。


誰かに何か言われてるんじゃないかって。


気持ち悪い。


自分に向けてないはずの声が自分の脳内に刺さる。


やめてほしい。


体調の悪い時だってだいじょうぶ?って聞いて、わかんないって答えたのに、


何もしてくれなかった。


“自分は味覚過敏だから食べるの遅いの〜www“


なんて過敏症で笑っていた。


いつも共感者はいなかった。


教室の角の席。誰の視界にも入っていないその場所で、一人震えながら、数滴の涙を落とした。


___________



やめて、やめて、


優しさが沁みる。


うるさい、関わらないで、


全てが邪魔。


あなたの発する音が、重いの。


心臓に突き刺さるの。


無意識に発する音が刺さるの。


気持ち、解らないでしょう?


私には刺さるの。


気がついてよ、気がついて、


1人で閉じこもってるのに、それでも刺さるの。


わからないのね?なんでよ。



自分だけが病にかかって。


音がストレスになって。


雑音が脳に流れて、心臓に流れて、


息が苦しくなる。泣きたくなる。吐きたくなる。



理解者はひとりだった。


そのひとりを好きで居続ける。


過去にいたもう1人はもういない。


だから、今を無理矢理生きる。


死に物狂いで、自分にできることを、


できる限りに。


痛みなんて嫌い。


嫌いでもあんたたちが続ける限り、


耐えるしかない。


耐えないと崩れてしまう。


崩壊の、終焉の、


その時はまだ今ではない。

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作者名:黒洞揚羽 x他6人 | 作成日時:2020年11月29日 1時

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