藍沢先生の日常

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新海先生が帰ってきて再び始まった王様ゲーム。


「「「王様だーれだ！」」」


白石「次私だ！」


藤川「白石かー」


白石「命令どうしよう……」


冴島「アプリ使ったらどうですか？命令に困ったら自動的に命令を考えてくれるみたいですけど」


白石「じゃあそうしようかな」




灰谷「変な命令が来たらどうしよう……」


白石「えーっと命令は…2番と10番がハグ！」


橘「かなりキツイな」


冴島「2番と10番誰ですか？」


横峯「2番は私です！」


冴島「10番は……」


藍沢「雪村だな。顔に出てるぞ」


雪村「…はい」


横峯「10番、雪村さん？よかった！」


雪村「私は全然よくないですけど」


緋山「まぁ相手が同性だったんだからいいじゃない。早くやっちゃいなさい」


横峯「雪村さん！ギュー――」




私が雪村さんに抱きつくと渋々抱きしめ返してくれた。


白石「可愛い！」


緋山「確かに！姉妹みたい」









雪村「ちょっと、いつまでくっついてるんですか？」


横峯「あっごめん、ごめん。雪村さん温かいし」



藤川「ゲーム終わるまでずっとくっついてたらどうだ？」


橘「そうだな」


雪村「嫌ですよ」


横峯「えーそんなこと言わないでよー私は全然いいよー」


雪村「私は嫌です」



雪村さんがそう言うから離れたけど…私はもう少しあのままでよかったけどな〜


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名取side


「「「王様だーれだ！」」」


そう言って再び始まった王様ゲーム。


次の王様は……


横峯「次の王様私です！」



横峯……


横峯が王様なんて嫌な予感しかしない……



横峯「うーん……命令は…6番が耳元で「好き」って呟いて7番にバックハグ！」



ほーら……

予想的中……


7番俺なんだけど……


まぁ6番より増しだよな……




白石「横峯先生らしい命令だね」


新海「かなり難易度高いですね」


緋山「で、6番と7番は誰なのよ？」



名取「7番は俺です」


緋山「素直ね」


名取「黙っててもどうせバレますし」


緋山「それもそうね。でも6番はだんまりだけど……」



藤川「6誰だー」


横峯「灰谷先生？」


灰谷「ち、違うよ」


藤川「藍沢か」


藍沢「………」


冴島「藍沢先生みたいですね」


藍沢「………」


藤川「ほら、藍沢黙るな」


藍沢「はぁー……」



あからさまに嫌そうな藍沢先生。



その状況を楽しんでいる緋山先生や藤川先生。


藍沢先生怖いんだけど……

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