二十七話 来ちゃった ページ28
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NO side
ここは世界一の監獄、インペルダウン。
凶悪な犯罪者達が多数収容されている。
その中でも一際危険視されている猛者達が収容されているのがこのレベル6。
火拳のエース、白ひげ海賊団2番隊隊長であり、海賊王ゴールド・ロジャーの実の息子だ。
彼の身柄はティーチという男によって引き渡され、それによってティーチは七武海の称号を獲得し、この男の野望への駒を進めることになった。
エースはようやく目を覚まし、自分の置かれた状況を理解したかと思うと、鎖をガチャガチャ鳴らしながら声を荒げ始めた。
エ「オイ！！Aは何処だ！アイツはただの一般人だ！関係ねぇ！」
ジ「落ち着くんじゃ、エースさん！傷に障る！」
エ「！？…ジンベエ…なのか？」
ジ「お久しぶりです、エースさん」
エースはジンベエに諭され、騒ぐのをやめた。
ジンベエによるとここへ運ばれて来たのはエースだけだという。
エースはAの安否が気がかりで気が気じゃなかった。
エ「クソっ！Aのやつ、何で追いかけてきたんだッ！」
今すぐにでも彼女を探しに行きたいが、鎖に繋がれた今の状態ではそれは叶わない。
エースは先刻起きた出来事を思い返した。
ーーー
ティーチにやられ、薄れゆく意識の中でたしかに聞こえたのだ。
先程別れたばかりの女の声が島に響いたのを、エースはたしかに聞いた。
エースは何とか意識を保ち、ぼやける視界にAの姿を捉えた。
いつも男っぽい服装をしているAだが、癖のある金髪はまるで少年のように帽子で隠されて、女特有のボディラインが全て隠れるような大きな服を着ていた。
エ「グハ…ッ…A…」
『エース、ごめんね、来ちゃった』
ティ「おいおい、坊主ー！そこをどけ！俺はエース隊長にとどめをささなきゃならねぇんだよ！」
エースとティーチの間に佇むAはこの場に不釣り合いなくらい小さい存在だったが、彼女はどかなかった。
自分より遥かに大きなティーチを見上げ、決して目を逸らさなかった。
『マーシャル・D・ティーチ、ヤミヤミの実の能力者だな？』
いつもより少し低いAの声が響いた。
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もえぎ(プロフ) - コメントありがとうございます！複雑なストーリーとなっていますので最終的にどうなるかはまだはっきりしていませんが、その可能性は大きいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) id: 5993720d1e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - この小説はトラファルガーローオチですか？ (2023年4月23日 19時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
もえぎ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！気づかなかったので助かりました！ (2023年2月5日 12時) (レス) id: 5993720d1e (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ;らたってますよ (2023年2月5日 10時) (レス) id: 6328f81305 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！ (2023年2月5日 9時) (レス) @page1 id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえぎ | 作成日時：2023年1月16日 0時
