♯ ページ12
柳「............」
「凄いことになりませんか？」
柳「あぁ、察した。」
「ですよね。」
柳「でも、今から部屋割変えてもらえるかな...」
柳田さんは監督の方に歩いていった。
トントン
後ろから肩を叩かれて、振り向いた。
石川さんだった。
石「また会いましたね。3回目ですよ。」
「え？2回目ですよ？」
石「やっぱ、覚えて無いっすかw」
「ええっとー、ナンパされた時に助けていただきましたよね...？」
石「それは、2回目なんですよ。」
「え？すみません、いつでしょうか？」
石「僕がイタリアにいた時ですよ。モンスターから僕を助けてくれたじゃないですか。」
「......」
石「裾が、赤いグラデーションのローブ着てませんでした？」
「......」
石「え、もしかして覚えてない...?」
「......あぁ！思い出した！コーヒーめちゃくちゃ零してましたよね！」
石「あ、そこは覚えてて欲しくないとこですね。」
？「ぶふっ！」
石「ちょっと、笑わないで下さいよ。」
？「いやぁ、モンスターが見えるようになって、正直怖くてしょうがなかったけど、おもしろいもんみたわ。」
さっきの西田さんよりも背の低い人に話しかけられた。
「えっと...藤井さん？ですか？」
藤「せいかーい！藤井直伸です。よろしくね！」
「は、はい。よろしくお願いします？」
(おう、意外と元気だな...)
藤「藍達には会った？」
「いえ？多分会ってないですね。」
藤「じゃあ、行こ！」
Aは藤井さんに手首を掴まれると、有無を言わせず、目が細い人と肌がツヤツヤの人の 所へ引きずっていった。
大「大塚達宣です。」
藍「�盒桐�です...」
(警戒されてんな)
「五条Aです〜よろしくお願いします〜」
Aは精一杯、可愛い笑顔のつもりで挨拶をしたが、やはり普段やらないことをやると大変な事になる。
笑顔がホラーだ。
怖すぎる。
大学生コンビに怖がられ、その日の顔合わせは終了した。
終わり
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阿鶴(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます。もうひとつの方の話も進めつつ、こちらの方も頑張ります。 (2021年9月26日 6時) (
レス) id: 5d089f1393 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています！こういう系のやつ読みたかったんですよ！！！更新待ってます！ (2021年9月26日 0時) (レス) @page12 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
阿鶴(プロフ) - ツバキさん» コメント、とてもありがたいです。励みになります。皆様に楽しんで頂けるようにこれからも精進して参ります。これからもよろしくお願いします。 (2021年9月24日 5時) (レス) @page12 id: 5d089f1393 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまいました！これからも応援しています！ (2021年9月24日 0時) (レス) @page12 id: b9e95fe1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿鶴 | 作成日時：2021年8月17日 8時
