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9.誘拐犯の気持ちにもなりましょう。
真人side
夏油から呼び出しくらって、はや数時間。
これからの計画を話してる間も、A何してるかな。
三角座りして、テレビでも見てるのかな。とか
案外寝てたり?とか。
頭を覗ける術式があるのならば、今の俺はAのことばかりだろう。
そんなに彼女のことを想っていたのに、帰ったらいない。
きっと彼女のいたずらだろう。
そう思って隠れれるところは全部探した。
探したのに…
「いない…」
どこ行ったの?俺のAは、誰が獲ったの?漏湖?花御?
違う。あいつらはそんなことしない。できっこない。
俺のAへの愛をたっぷりと教えてやっていた。
「……術師か……」
俺の頭には、また違う意味でAのことで頭がいっぱいになった。
『へぶちっ…』
五「何その可愛くないクシャミー(笑)」
『うるさいですよ』
悪寒がひどい。鳥肌がこれでもかというほど立っている。
(五条さんに立ってるのかな)
五「失礼な事考えた?」
『…それなりに?』
五「え…?」
『あれじゃないですか?』
スッと指を指す。私が指しているのはつんつく頭の子と、茶髪の女の子。
五「そうそう…あれあれ……じゃなくって!!ねぇA!?ちょ…早くない!?」
『五条さん遅い』
五条さんの前を歩いていると、ここは男にエスコートさせてよと、妙に息を切らした
五条さんが駆け寄ってきた。
ので、少し走った。いや、結構全力で走った。
五「A!!??」
後ろを振り返ると五条さんが、膝から崩れ落ち私に手を伸ばしながら私の名前を連呼していた。
結構気持ち悪いな…
?「…五条先生なにしてんすか」
?「きもちわるっ」
『だよね。それ同感』
?「いや誰?」
五「Aってば酷いんだよ!?僕にエスコートさせてくんないの!!」
?「…へぇー」
?「A私、釘崎野薔薇。よろしく」
右手を差し出してくる野薔薇ちゃんに何のためらいもなく、よろしく野薔薇ちゃんと握手をした。
?「この状況で、自己紹介するかよ…俺。伏黒」
『?伏黒何?』
伏「……恵」
『よろしくね。恵』
伏「…おう。オマエ思ったよりフレンドリーだな」
『そう?』
釘「それ!私も思った。でも話しかけてthe!人見知り!!みたいな反応されても困る」
それな。とコクコク頷く恵。
五「ナニナニ?もう仲良くなったの?」
『五条さん。随分と遅かったですね』
五「気のせい気のせい!」
五「でもAには、姉妹校交流会に参加してもらうことになったから」
『……は?』
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ああああ - どこぞの国の貴族の子供は、こう教育されるそうです「誘拐犯が優しかったりする場合はバチくそにやべえ奴だから、とりま従っとけ」…と。 (2021年3月15日 20時) (レス) id: 3edc474438 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - 続きはやく読みたいです(^o^)(^o^) めちゃくちゃ面白いです\(^o^)/ (2021年1月28日 17時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そつ | 作成日時:2021年1月18日 0時