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・A side
7月27日、登坂さんとのインタビューがそのまま数時間後に私達のmobileに投稿されることになった。
この後の予定はーって確認しながら歩きスマホをしてたら、わぁっ、って、誰かにぶつかった。
あ、やばい。コンタクト落とした。
と、同時に後ろへ倒れそうになったけれど誰かが腕を引っ張って支えてくれたおかげで倒れなかった。
ふと香ったのは登坂さんの香り。
おでこを登坂さんらしき人物の肩辺りにぶつけたままはぁってため息をつく。
あぁ、登坂さんにぶつかったんだ。って勝手に脳が判断して、その人を確認せずに言う。
『ごめんなさい、登坂さん』
だけど返って来たのは登坂さんとは違う声。
川村｢ごめん、俺川村壱馬なんだけど｣
ん？って顔を上げても、ぼんやりと見える輪郭は登坂さんにそっくりで、えぇってぐっと顔を覗き込んでみる。
川村｢わっ、アホっ！顔近過ぎるわ！！！｣
慌てたように引き離され戸惑う。え、登坂さん…じゃないの？
声、ちょっと似てる？似てないか？んん？
『登坂さん？』
川村｢違うってば…｣
んー？って目を細めてみてやっと気づく。
『あれ、登坂さんよりもちっちゃい…』
多分この人は私と同じくらいの身長で、今は私の方が大きいから登坂さんじゃない。
川村｢ねぇそれ結構酷いからな？笑｣
『ごめんなさい、』
しょんぼりとガサゴソとカバンの中を漁り、メガネを取り出す。
片方のコンタクトも外してメガネをかければ目の前にいた人の表情がよく見える。
『おお、ほんとだ。登坂さんじゃない』
川村｢いや今かよ…｣
『ごめんなさい…』
はぁ、ってため息をつかれて顔をマジマジと見られる。
川村｢って、NANA？！？！？！｣
『え、いや、今？！？！？！』
びっくりした表情で後ずさる川村くん？は驚いたように目をパシパシさせる。
川村｢やべぇ、俺普通にファンなんだよね｣
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みく - 続きが気になりすぎます(T_T)更新お待ちしてます( ´-` ) (2019年10月18日 1時) (
レス) id: 60f0ec5147 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - 初コメします。ずっと気になってました。途中でタイトルを忘れてしまって漸く見つけることが出来て、一気に読んじゃいました。これからの展開も含め主人公の感情がどう変化していくのか更新を楽しみにしています。 (2019年9月27日 12時) (レス) id: 43a3cb6de9 (このIDを非表示/違反報告)
misa33misa33(プロフ) - 更新楽しみにしていました！ (2019年9月21日 23時) (レス) id: be7ae1c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみに待ってます！更新頑張って下さい！ (2019年6月22日 1時) (レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
ほく(プロフ) - こんにちわ (^^) シンデレラにはなれない本当に好きです！更新頑張ってください (>_<) (2019年5月14日 7時) (レス) id: 2b57c5bef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2019年5月1日 17時
