○ ページ7
-
いのちゃんには笑顔でいてほしい、幸せになってほしいとずっと思っていた。
けど同時に、そうさせるのは俺の役目じゃないとも思っていた。
大「…今、こんなこと言うなんてずるいって分かってる。けど、これ以上いのちゃんが悲しい顔してるの、黙って見てたくないんだ」
いのちゃんは薮くんが好きだから、いのちゃんを幸せに出来るのは薮くんだけだと、ずっと諦めていた。
伊「ごめん、ちょっと、頭の整理が追いついてないんだけど…」
大「いのちゃんがまだ薮くんのこと好きなのは分かってる。だから返事は今はいらない。けど、必ず俺のこと好きにさせてみせる」
けど今、俺が幸せにしたいと思ってしまった。
守りたい、笑顔にしたい、と。
伊「…大ちゃんって意外と強引だよね」
大「でも、いのちゃんはそーゆー俺でも好きでいてくれるでしょ？」
伊「なにそれ笑」
大「…はい！！俺のとっておきの秘密暴露はおしまい！！」
パンッと手を叩いて話を終わらせて、冷えてしまったミルクティーを一気に飲み干す。
大「よし！ご飯食べよ？俺、ピザ頼みたいなぁ〜」
伊「いや、俺に選ばせてくれないのかよ！」
相も変わらず我が儘な俺にツッコむいのちゃんは笑っている。
その顔を見て、これからはこの笑顔を俺が守っていくんだと心に誓った。
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゆひあにゃん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます…！素敵と言っていただけて嬉しいです(*^^*)このお話は大体書く内容が最初から決まっちゃってるので…短編集作りたいと思ってるので、そちらで書かせていただきますね！貴重なアイデアありがとうございます(*^^*) (2018年6月25日 0時) (
レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 前作のやまちねとても素敵でした…！！よかったらですが、大ちゃんと仲良くする知念ちゃんに山田くんが怒るけど、最後は甘い２人が見て見たいです…時間があればお願いしてもよろしいでしょうか？？ (2018年6月24日 14時) (レス) id: 13aa0fd7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - 凛さん» お返事遅くなってしまい、すいません！コメントありがとうございます(*^^*)本当にノロノロ更新ですが、これからも読んでいただけたら嬉しいです！ (2018年6月24日 3時) (レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - やぶありの過激な裏も是非とも見たいなと思いました！この作品大好きです！頑張ってください！ (2018年5月19日 9時) (レス) id: 1ac15466af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゆひあにゃん | 作成日時：2018年3月27日 21時
