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伊「別に熱くないけど、そうじゃなくて」
大「なに？何かまだ聞きたい？」
くりくりとした黒目がちな目で見つめて首を傾げる姿が子犬みたいで、また少し安心した。
伊「…俺なんかの、どこが好きなの」
大「どこ、かぁ〜…」
そこでやっと手に持っていたコップを置いて、う〜んと顎に手を置いて考える。
大「正直、最初は一目惚れだったよ。一番最初に見た時からいのちゃんのこと好きだったし」
伊「はぁ！？それ、大ちゃんがJr.入ってすぐとかじゃ！？」
大「まぁ、正確に言うとJr.のオーディションの時だけどね。でもその後仲良くなっていのちゃんのこと色々知って、余計に好きって気持ちが大きくなったかな」
伊「へ、へぇ…」
俺は本当に、すごく鈍感だったらしい。
俺が大ちゃんを認識する前から、なんて。
大「そういう照れた顔も好きだよ」
ニヤッと悪戯な笑顔で似合わないことを言うから可笑しいはずなのに、笑うことも言い返すことも出来ず、代わりに耳が少し熱を持った。
大「なに、キョトンとしてるの」
伊「…いや、大ちゃんもそんなクサい台詞言うんだと思って」
大「クサくないわ！」
バラエティー番組みたいな音量でツッコんで、すぐに「しまった！」と言わんばかりに口を押さえる。
それから仕切り直すようにコホン、と咳払いをして神妙な顔つきになった。
…やっぱり大ちゃんは表情がコロコロ変わって、見てて飽きない。
大「…まぁ、もう我慢しないって決めたからさ。これからは好きって思ったら好きって言うし、クサい台詞もたくさん言うよ」
伊「いや、別に無理してカッコいいこと言わなくても良いよ。似合わないから」
大「なんでだよ！！」
大ちゃんの大きな声が爽やかな朝の空気に響いて、コーヒーの水面がユラユラ揺れた。
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ちゆひあにゃん(プロフ) - ゆあさん» コメントありがとうございます…！素敵と言っていただけて嬉しいです(*^^*)このお話は大体書く内容が最初から決まっちゃってるので…短編集作りたいと思ってるので、そちらで書かせていただきますね！貴重なアイデアありがとうございます(*^^*) (2018年6月25日 0時) (
レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - 前作のやまちねとても素敵でした…！！よかったらですが、大ちゃんと仲良くする知念ちゃんに山田くんが怒るけど、最後は甘い２人が見て見たいです…時間があればお願いしてもよろしいでしょうか？？ (2018年6月24日 14時) (レス) id: 13aa0fd7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆひあにゃん(プロフ) - 凛さん» お返事遅くなってしまい、すいません！コメントありがとうございます(*^^*)本当にノロノロ更新ですが、これからも読んでいただけたら嬉しいです！ (2018年6月24日 3時) (レス) id: 0a49e2f1a8 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - やぶありの過激な裏も是非とも見たいなと思いました！この作品大好きです！頑張ってください！ (2018年5月19日 9時) (レス) id: 1ac15466af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆひあにゃん | 作成日時：2018年3月27日 21時
