最後の2人 ページ22
***
大貴「あれ、やまだ!?」
.
遠くからでも聞こえる大きな声。
HSJメンバーの一人…
有岡大貴さんが気付いて、こちらに向かってくる。
.
雄也「ちょ、有岡くん!押してるんだってば!」
.
有岡さんを止めながらも、それに続いて
もう一人のメンバー、�睫斃彩蕕気鵑皸貊錣法�
.
というか、“やまだ”って…
.
「Ryosukeさん…やまだっていうんですか?」
涼介「アイツ声でけぇんだっての…!」
.
不機嫌な態度を隠す様子もなく
盛大に舌を打つRyosukeこと…やまださん。
そんな様子に気付くことなく、
有岡さんはにこにこと早歩きでこちらに来た。
.
大貴「山田久しぶり!元気だった?」
涼介「知らねぇよ!」
大貴「え、何でキレてんの?」
雄也「有岡くんまた変なこと言って怒らせたの?」
.
目の前で行われてる芸能人同士のやりとり。
私はそれに感動しつつ。
やまださんの背中に隠れて、
有岡さんと�睫擇気鵑鬚海辰修蠍�ていた。
.
夢みたいだと思った。
だって、今日一日でHSJメンバー全員に会えるなんて
きっと生涯の運を使い果たしたに違いない…
.
涼介「これ大ちゃんにやるわ。」
大貴「は?…って、重いんだけど!」
.
何のこっちゃと言わんばかりの有岡さんを無視して、
持っていたクーラーボックスを押し付けるやまださん。
それから、背中に隠れていた私をポンと前に出し
やまださんは早口で喋り出す。
.
涼介「聞かれる前に言うけどこの子はちぃのマネージャー。」
雄也「え、マ、マネージャー?」
涼介「学生。迷子。お前らいたから俺戻る。」
.
片言に、一気に捲し立てると、満足したのか
早足にいなくなるやまださん。
有岡さんと�睫擇気鵑蓮△匹ΔいΔ海箸�と振り返り。
.
「えっと…」
.
突然置かれた予想外の状況。
何て説明しようかと目線を
キョロキョロ動かしていたとき…
.
「…っ、A…!」
.
誰かが発した、そのたった一言に
一瞬、時間が止まったような感覚に陥った。
.
大貴「待って、マジでどういうこと!?」
雄也「いや、俺も全然分かんないんだけど。」
.
だって、この時代に私を名前で呼ぶ人は誰もいない…
でも、たった一人。
たった一人だけ、私の名前を教えた人がいた…
***
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Ahr(プロフ) - 本当にめちゃくちゃ感動しました…！！素敵なお話ありがとうございます^ ^ (2022年7月5日 22時) (
レス) @page49 id: bfc2ddf8fe (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - まーさん» 初コメントありがとうございます!感動してくださってこちらこそ嬉しいです（；＿；）素敵なコメントありがとうございます! (2021年12月13日 23時) (レス) id: 9a2317564f (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - はるかさん» こちらこそ、今年もお付き合いいただきありがとうございます!来年、、時間作ればまた作らせていただきます( ´ ▽ ` )ﾉ (2021年12月13日 23時) (レス) id: 9a2317564f (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - いくさん» こちらこそコメントありがとうございます \(( °ω° ))/ このお話で感動してくださったようで嬉しいです! (2021年12月13日 23時) (レス) id: 9a2317564f (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初コメント失礼します。描写が具体的で、すっごく引き込まれました！でも、最後に近づくにつれて涙が込み上げて来て、、、 面白かったし、めっちゃ泣きました！ほんとうに、良い作品、ありがとうございます！ (2021年12月3日 17時) (レス) @page45 id: 2c3bd810a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも
| 作成日時：2021年11月21日 7時
