優しさ、舞う fkkj ページ22
いつだって、君は俺の事を優しいなんて言うけれど。
俺は君の方が優しいんじゃないか、って思ってるよ。
そういうと君は、それでも優しいのには変わりないよ、と笑うのだ。
ーそうなら俺が優しいのはお前が相手だからだよ。
君のことを愛おしく思ってるからなんだよ。
なんて。
side purple
「康二、またあいつとくっついてたろ」
彼がSnow Manの一員になってから、ずっと心配で、ご飯に誘ったり、一緒にいる時間が増えていくにつれて、ほっとけない気持ちも、守ってやりたい気持ちも、側に置いておきたい気持ちも膨れ上がっていった。
気がつけば、溢れんばかりの思いを彼にぶちまけていた。
まぁ、その結果、恋人という立ち位置を確立することが出来たのだけれど。
あの時の康二まじで可愛かったな。
「んぇ〜覚えてへん〜」
全く困りものだ。すぐ他の男に懐くし。
付き合ってもコイツのそういう所はなおらないのだけれど。
「...俺の事ほっといてんじゃねーぞ」
後ろから抱きしめると、耳まで赤く染めて少し抵抗する可愛いこの子。
...いつまで経っても慣れねぇんだよな。
そんなところも可愛いなんて思ってる俺も大概だが。
「...だって、ふっかさん皆の前やったらくっつくな、って言うんやもん」
ぷくっと頬を膨らませる彼はそれでも俺の腕の中にいて少し嬉しそうで。
「...んな、可愛いお前の姿他の人に見せられるかよ」
うん、これが本音かも。
彼が他のやつにベタベタ甘えるのを見るのは好きじゃない。
けど、彼が俺に甘えて幸せそうな笑顔を他のやつに見せていつ狙われるかわかったもんじゃない。
...なんて悩む俺は我儘なのかもしれない。
「...まぁ、いいや。なんだかんだいって甘えさせてくれるし。家ではもっと甘やかしてくれるし。俺だけの特権やもん」
何気ない彼の弾んだ声が俺の心に甘く溶ける。
「...ふっかさんの優しさも2人の時は独り占めやもん。」
...もしかしてちょっと不安だった？
「...心配すんなよ。いつだって俺はお前のもんだよ。」
...だから、2人でいる時は。
俺もお前の笑顔も優しさも可愛さも。
全て独り占めさせてよ、ねぇ。
「んへへ、ふっかさん好き〜」
「ったく、んな可愛いこと急に言うんじゃねぇ」
「ふっかさんは言ってくれんの？」
「...好きだよ」
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Chia(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます！fkさんのリアコ感が大好きなので、そう言っていただけるの本当に嬉しいです〜！ありがとうございます！ (2020年4月16日 21時) (
レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - 素敵な話しにいつもキュンキュンしながら読んでます。Chiaさんの書くfkさんがカッコよすぎる....fkkjじゃなくても+fkでもいい味リアコ感が増し増しになるのがすごい出てます。これからも更新頑張ってください (2020年4月15日 8時) (レス) id: 08e681b0ae (このIDを非表示/違反報告)
Chia(プロフ) - のんちゃん丸さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけるなんてとても光栄です...！ありがとうございます。これからもよろしくお願いします！ (2020年3月19日 8時) (レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん丸(プロフ) - 今日はじめて読ませていただいたんですけど、1話目ばり泣きました！！もう、すんごい感情が伝わってくる感じで、他のもとても面白いです！移行後も更新は大変だと思いますが、頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: e4d4a2e8f2 (このIDを非表示/違反報告)
Chia(プロフ) - ゆきんこさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです。楽しみにして下さってるだなんて光栄です...！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月16日 20時) (レス) id: 5566412594 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chia | 作成日時：2020年1月9日 18時
