【wrwrd!】大人【男主】

30話 ページ33

rbr side

昨日からこっちの部署に移動になったA

正直めっちゃびっくりした

漫画の世界やったら絶対目ん玉飛び出てたやろってぐらい

そんでもって俺が教育係

Aに先輩って呼ばれた時は正直ドキッとした

なんかこう

心臓あたりがキュッって握られたようなそんな感覚やった

まぁそれは仕方ないと思う

だって顔面国宝級のイケメンに悪戯っ子のような

そんで妖艶さも持ち合わせてるような顔で

そんなこと言われたら誰でもなる！

絶対！

まぁそれでマンションも一緒階も一緒そんでもって隣同士ってゆう奇跡がおきた

最後の飲み会から少ししか経ってないのに

なんか久しぶりにあったような感覚やった

少し遠くにおるだけでめっちゃ寂しくて

高校生の時もあったこの感覚

年月を重ねていくごとに薄れていった感覚

でも何年かぶりに会うとやっぱりその感覚に襲われて

この感覚は何となく分かってた

恋

何だなって

でも俺は高校の時からひとらんがAを好きなんは知ってた

何回か

ht「好きな人ができたんだけどどうすればいい？」

って相談されてたし

人選ミスやろとは思いながらやけど

高校から好きな奴がおる中

社会人になってこの気持ちに初めて気がつくのは遅いんやろか？



でも好きな人を譲る気は無いで

たとえひとらんであっても

もし他の奴らがAを好きになっても

絶対に



俺は必ずAを落としてみせる

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