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9月_はじめてのHappybirthday! (付録:きらラビ!ラバーストラップ) ページ1







9月15日。



それが私にとってどんな日なのか、たまたまなのかはわからないが忘れてしまっていた。



いつものように学校へ行く。



不思議と今日は全く騒ぎがない、普通の一日だった。



『んー…やっと終わったぁ…』



HRが終わったあと、すぐにスマホを確認すると、1件の通知があった。



"今日は部室に16時集合!"



あれ?いつもならすぐに集合なのにな。



『まあ、時間まで適当に過ごそうかな』










『もう16時なっちゃう…!』



意外なことに、1時間なんてすぐに過ぎてしまった。



駆け足で部室に向かうと、明かりはついていなかった。



『一番乗りなのかな…?』



ガラッと扉を開けた。



直後、破裂音と共に紙吹雪が舞い、急激に部屋が明るくなった。



「「「ラビちゃん/ラビ/ラーちゃん!!!



誕生日おめでとー!!!」」」



『ぇ………』



突然のことに、ほとんど声を出すことなく驚くという器用なことをこなしてしまった。



目が慣れると、視界に飛び込んできたのはいつもの部室ではなかった。



壁に手作りであろう飾りが付いていたり、いつもは端の方に積み重なっている机が並べられ、その上にお菓子や飲み物が置いてあったり。



"Happybirthday!!!Rabi!!!"



と書いてある飾りもあり、これが私のために用意されたものだとわかった。



「1週間前からずっと準備してたんだ〜!」



「美味しいニンジン持ってきた!!」



クラッカーを持ったみんなが口々に言う。



確かに先週からみんなが隠れて何かをしていた気がする…?



(両親)だったらこんなことはなかったのに。



「ご、ごめんびっくりしちゃった!?」



「泣かないで〜!」



さっきまで笑顔だった皆が急に慌て始めたのでどうしたのだろうと思ったら、頬を暖かいものが伝う感覚がした。



無意識に誤解を招きかねない反応をしてしまった。



『だ、大丈夫だよ!びっくりはしたけどすごく嬉しい…!ただ、こんなに祝ってもらえるのが初めてだから…ほんとに、嬉しくて』



つい余計なことを言ってしまい、再びマシンガントークに突入しそうになったところでハクヤさんが止めた。



「とりあえず、パーッと騒ご!!」



ノエルちゃんの一言により、バースデーパーティは幕を開けた。



そうだ、今日は私の特別な日___誕生日だったんだ

10月_頑張り屋な自分は、今日はおやすみ。(付録:キャラクターブロマイド)→



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作者名:YSP裏クラブ一同 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2022年9月24日 12時

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