裕ちゃんと忠義とわたし ページ8
.
裕『こんなとこ、こんな時間に、危ないですよ』
「っ、裕ちゃんっ」
『…』
ぎゅ、と抱きつき、
"あの頃"と同じ呼び名で呼んでしまった。
裕ちゃん…、私たちは元々、付き合っていた。
けど些細なすれ違いが続いて別れて。
裕ちゃんと忠義とは、デビューしたての頃に
仲が良くなった。
2人の名前も顔も、全然知らなかった頃に。
いまの国民的アイドルとは1万歩ある、あの頃。
3人でいるだけで楽しかった。
はじめてできた男友達だった。
あの頃は、よかったな…。
『大倉となんかあったん』
「え…」
『最近、大倉も様子変やから。』
「…あのね…」
裕ちゃんから、裕さんに呼び名を変えて、
私のなかで割り切ったつもりだったのに、
今、裕ちゃんに話を聞いて貰ってるだけで、
気持ちが和らいだ気がする。
『…そうやったん』
「うん」
『でもそのアユちゃん？て子が大倉と付き合ってるかはまだわからんねやろ？』
「そうだけど…忠義知ってた。アユの事。」
『大倉と話した方がええんちゃう…』
「今は会いたくないっ」
居酒屋で飲みながら話して、お酒も入っているせいか、裕ちゃんの前だからか知らないけど、珍しく素直な気持ちばかり口にしてしまう私。
『今日どうするん』
その質問に応えようとした時だった。
[店長〜！久しぶり！]
〈おぉアユちゃん！〉
え、うそ、アユ？…なんでどうして。
裕ちゃんといるここは個室だから、
アユから私たちは見えないけど、これはアユの声。
[んふ〜アユが居なくて寂しかった？]
〈そりゃあもう！寂しかったよ！
あれ？隣にいるのはもしかして、、？〉
[アユの彼氏♡]
その会話にドクッと胸が波打つ。
アユの隣にいるのは…誰？
.
.
.
次回は11月11日！木曜日です！☺️
ポッキーの日！それからわたしのパパの誕生日(笑)
お楽しみに！
評価、感想お願いします🌸
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はぐ(プロフ) - まるこさん» まるこ様ー！ありがとうございます！あともう少しお待ちください！🥰 (2021年12月31日 21時) (
レス) id: 8ff6ecaa7f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 最後までありがとうございました🙌……って、えぇぇぇぇ！？いや、まだ何かありますよね！？笑 年明け、楽しみにしております！ (2021年12月31日 20時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - １週間長かったです〜😂え？アユはナニモノ！？？と思って読みましたw 今日の2回目の更新も楽しみです🙌 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - まるこさん» まるこさんいつもありがとうございます！💕今日は更新日なのでお楽しみください！💕 (2021年11月18日 20時) (レス) id: 8ff6ecaa7f (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 来週もヤキモキしながら楽しみに待ってます🙌 (2021年11月12日 0時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2021年10月25日 22時
