波乱妖魔～壱～ (ページ4)

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いつもの朝ページ4

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!寝坊したぁぁぁ!!!!!!遅刻するうぅぅぅぅぅ!!!!!!」

朝の光が部屋の窓に差し込んでいる

俺天野ケータは新しい制服に急いで腕を通す

小学校を卒業した俺達は中学生になった｡

小学校と違って中学校は部活も始まるし､色々と忙しくなる

それに入学してから１週間は立っているのに遅刻なんて最悪だ···

「お母さんなんで起こしてくれなかったの!?入学してからまだ１週間しか経ってないのに遅刻なんてしたら大目玉食らっちゃうよ!!」

「何度も起こしたわよ!!遅刻したくなかったらいつまでもゲームしてないで早く寝なさい!!」

俺はお母さんに怒られながら急いで朝食を食べた

途中で喉に詰まりながらも何とか完食して､高速で顔を洗って歯を磨いた｡

『ケータくん!!もう7時50分でうぃす!!もうすぐバスが来ますよ!!』

「ケータ!!!早くしなさーーーーーい!!!!!!」

「はあぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!いってきまーす!!!!!!」

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「バスバスバス!!お願いだからバスだけでも今日だけ遅刻しててーーーー!!」

俺はバス停に間に合う為に全速力で走った

あの先生に叱られるなんてゴメンだ!!!!!!

「ケータさーん！バス発車しますよー!!」

バスの窓から顔を出して手を大きく振っているのはイナホさんだ

バス停まであと少し···

という所で発車してしまった｡

「あぁぁぁぁ!!!!!!待ってえぇぇぇぇぇ!!!!!!」

俺は泣く泣くバスを追いかけたが結局置いて行かれてしまった

「そうだ!!こういう時こそ····!!」

俺はポケットから妖怪メダルを取り出すと妖怪を召喚した

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

激しいスピードで自動車や人を追い抜いていく

俺はばくそくを召喚して自分に取り憑かせ今に至る

俺はそのまま中学校まで爆速して行った